センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

これでイッてしまっていいのか大谷翔平

もう順位表を見るのも嫌になってきた(笑)

 

リーグ戦再開後も、さっそく首位ゴールデンイーグルスに負け越し、27日の対ホークス戦。カード頭を、初回に放ったわずか1安打で完封負けを喫するという、たいへんショッキングなやられ方をした。

もし、もしもファイターズが逆転優勝を狙うなら、この上位2チームに対し最低でも5勝1敗くらいでいきたかったところ‥。連覇など、夢のまた夢。もはや絶望的といっていいだろう。

こうした「圏外」となってしまった野球ファンのためにあるような一縷の希望。CSも、今年のパに関しては上位3球団(貯金アリ)と下位3球団(借金アリ)がクッキリと分かれ、ここから盛り返すのは困難と思われる。

‥唯一、先発がコマ不足気味の、現在3位のライオンズにスキはありそうな気もするが、今シーズン、こことすこぶる相性が悪いファイターズには、難しそうだ。

 

さて、これから我々はどうしたらいいんだろう(苦笑)

 

 ‥いや、北海道日本ハムに“勝敗を度外視”した愉しみがある。それがスーパースターの大谷翔平の存在であったり、打率4割の記録に挑む近藤健介の打棒であったり。

弱いうえに、彼らのいないファイターズなんて魅力半減(笑)。近藤は復帰が長引きそうといった情報もあるけれど、来月以降はせめて「個」のチカラと技で、元気のない北海道の野球ファン方を盛り上げていただきたい。

 

 近藤よりお先に戦列に復帰した大谷が27日、代打で登場した。敵地でありながら、スタンドからは大歓声が沸き起こり、結果、三振に倒れはしたが、スターの面目躍如といったところ。Fsファンのみならず、今後は彼の一挙手一投足に、全世界が注目をする。

 

 

不可能を可能にする  大谷翔平120の思考

 

 

‥もう、なにか「来季からメジャー挑戦」が既定路線のように報じられているが、これに筆者は苦言を呈す。

たしかに「二刀流物語」は完結した感があるし、2016シーズンはMVPにもなって、チームを日本一に導いてくれた‥。当人がもともとメジャー志向であったゆえ、我々とて、彼を快く送りだしてあげたい気持ちも当然持っているが、チームがこんな悲惨な状況で、また自らもケガで前半戦をほとんど棒にふっているのに、今、このタイミングでアメリカへ渡っていいのかという話。‥これはファン目線云々ではなく、本人の問題だ。

 

 

‥優勝させてからとは、彼にはいわない。もういえない。ただ、ファイターズで野球を“やり切ってから”向こうにいってほしい。

 

彼は、あと何試合出られるのだろう。残り試合数から考えてみても、多くて5、60試合がいいところではないか。それで、はたして本当に“やり切った”といえるだろうか。もっと北海道のファンに、日本の野球のファンにその姿を見せてから海を渡る、大谷にはその「義務」があると思うのだ。ここまでの選手に育ててあげ、ある意味“好きなように”やらせてくれた球団への恩に対しても、少なくともあと一年は、日本でやるべきではないかとーー

 

私は清原和博という男を見直したことがある。

リーグ6連覇を逃した1995年の西武。年間100安打をきるなど、プロ入り以来最低といってもいい成績しか残せず、V逸の責任を背負いこんだ彼は、すでにFA権を取得していたにも関わらず、西武にもう一年「残留」した。今おもえば“買い手”を増やすためであったかもしれないが、それでもあのときは彼の中の「男気」を見た気がして、素直に感動したものだ。彼は西武で“やり切った”のだ。

 

 

今のままでは誰もが不完全燃焼。投手としては、まだ登板も果たせていない。もう一度、165キロの超速球をみたい野球小僧もたくさんいる。今季で23歳、それからでも決して“遅すぎる”ということはないだろう。

 

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