センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

中田翔の「お値段」掛け値なし

え? 中田翔日本ハムに残留‥‥とな。

 

 

さぁ困ったことになった。清宮君をどこで起用したらいいんだ(苦笑)

 

‥こう周囲に“気を遣わせる”ところが、俺がもっとも彼を嫌忌する要因なのかもしれない。ダメなら4番を外したい‥いっそレギュラーを剥奪したい‥‥けど中田の場合、それを簡単にさせるわけにはいかない。プライドを傷つけないように、やる気を失わせないように、監督含め、ものすごい丁重に扱っている感が痛いほど、こちらにまで伝わってくる。チーム内の扱いだけは一丁前に、ミスター長嶋とか西武時代の清原級なのだ。

 

我慢して使った結果が打率.216ホームラン16本‥‥。打率3割と、年間30本塁打を記録したのが、プロ入り10年間で1度ずつ。これが不動の4番(笑)

‥おもうに、彼は“勘違い”している部分も多々あると思う。日本ハムだから、もっと厳密にいうと、栗山英樹監督だからこそ、“今のポジション”にいられているということを、おそらく解っていない。これが意外に厳しい梨田昌孝監督なら、仮に昨シーズンクラスの成績(AV.250 HR25)であっても、とっくに4番の座から外されていたと思う。

 

本来であれば栗山監督の蒸し熱い想いを意気に感じ、発奮しなければならないのに、今季はさらに数字を落とした。

ちょっと名前が出たからいうと、長嶋茂雄氏の現役最終年、38歳イヤーが打率.244で本塁打15の打点55。同じく高卒でプロ入りした清原が現在の中田と同年齢のとき、打率.245、本塁打25の打点が64。

‥長嶋氏の成績に若干近いけれど、28歳の中田が『何してんねん』である。しかも、両者のシーズンは130試合制で、今より10試合以上少ない。にもかかわらずミスターが最低な成績を残してしまったシーズンと、今季の中田は変わらない。繰り返し、彼が日本ハムの4番なのである。

 

 

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8000万減の2億で更改か。もちろん残留も想定した【オレ査定】と「当らずと雖も遠からず」といった感じだが、さすがに来季は彼の“居場所”も保証されていない模様....

 

 

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なんだかんだで、けっきょく「4番一塁」に収まっていそうだが(苦笑)

とまれ、ポジションのかぶる清宮君の入団が、彼にどのような化学反応を起こさせるか‥残留を決めた以上、ファンはここにかけるしかない。

 

守備は、わりと巧い。もはや俺の中で今季は“守備の人”であったのだが、そんな中田をDHで起用するわけにもいかない。かといって、大谷のときとはチト事情が異なる清宮君を、一年目からDHで起用するのもどうかと思う。

一塁しか守れないという点においては、前述の清原。あのときの西武はうまくハマった。入団時の正一塁手片平晋作で、すでにベテランの域に達していた選手。だから世代交代がスムーズにいった。さすがに中田の場合はこうもいなかい。清宮君が力づくで中田からポジションを奪うか、他のポジションを守れるように、春季キャンプ中に猛特訓に励むか。

‥ただ、他のポジションとなると、なかなかこれが思いつかない。浮かんでくるのは、あくまでファーストを守る、ベーブ・ルース体型の清宮君のみ(笑)。中田残留で、有難くも悩ましき問題が浮上してしまった。

 

来季もファイターズでやるなら、30本100打点はノルマ。念のため、お前はまだ2億円プレイヤー(苦笑)。清宮君とふたりで、北海道をまた盛り上げてほしい。そして優勝を置き土産にし、デカい顔してメジャーなり大阪なり、好きなところへ行けばいいだろう《了》

 

 

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