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センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

奇跡の七夕物語

あぁ、飯山裕志がベンチにいる安心感....

 

 

10年にもわたるチームの黄金期(継続中)には、常に彼の姿があった。だから、やはり‥飯山不在の期間は心もとなかった。いくら大累や杉谷がバックアップ要員として控えようとも、あの「内野守備」のスペシャリストには適わない。飯山の好守の数々が、瞼に焼き付いている。

 

彼のホームランなんて、何年ぶりだろう。開幕直後、浦和で右翼にアーチをかけていた。シコースキーから放ったプロ1号は、レフトスタンド中段だったか。ずいぶん幸先のよいスタートを切ったと思ったら、翌月に肉離れによって長期離脱してしまう。

 

だが、依然打撃は好調な模様。一軍昇格直前、2日の東京ヤクルト戦では3安打。通算打率.417を引っさげ、背番号「4」は還ってきた。

‥この飯山の昇格をもって、今のファイターズは「完成型」になったと思う。

 

 

先月から続々とケガから復帰してきた杉谷、矢野、岡‥‥そして、飯山。スタメンが、やや左打者に偏っている打線において、これらの選手がベンチで待機していてくれるのは、たいへんに有り難い。一軍では個々の「役割」も明白だ。

内外野を守れる、スイッチヒッター。すべてにおいてユーティリティーの杉谷拳士。代打の切り札、あるいは、大谷不出場時のDHとして矢野謙次。投手との相性、好不調を見極めながら、西川遥輝との使いわけも可能となった岡大海。田中賢やレアードとも、まったくそん色ない守備力を誇る飯山は、今期、打つ方もおもしろい。

よって、谷口雄也が「左版」代打の切り札となってもよく、近年故障がちの陽岱鋼との併用も、可能となった。

 

実に、バリエーションに富んだ布陣。いつから、ファイターズはこんな選手層が厚くなったのだろう。弱点らしい弱点が、筆者には何ひとつ見当たらない。ここ数年では最強クラス‥パーフェクトな編成といってもいいのではないか。現在の北海道日本ハムファイターズに、「打」の死角はない。

 

 

矢野謙次メッセージBOOK -自分を超える-

 

 

5日の東北楽天戦。中盤までの接戦を制し、とうとう連勝を11にまで伸ばした。一軍に居るべき選手が戻ってきたファイターズが「無敵艦隊」と化しても特段驚くことはないけれど、ひとつ“奇妙な一致”があった。

ちょうど10年前、11連勝を飾ったときは七夕の夜だった。‥たった2日ちがい。ダルビッシュ有がユニフォームを忘れて、八木智哉のものを借りて登板するといった珍事もあったが、球団タイ記録(当時)となる11連勝を飾る。

この大型連勝で波に乗ったファイターズの勢いは一気に加速。25年ぶりのリーグ優勝を果たし「奇跡の七夕物語」は完結したーー

 

明日、七夕の夜に、ファイターズの試合は組まれていない。七夕前夜のきょう‥‥これまた9年ぶりとなる12連勝を目指すファイターズ。

首位・福岡ソフトバンクを猛追するチームに、あのときの奇跡は、ふたたび起こるのか。杜の都での一戦に、注目が集まる。