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センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

奇跡の15連勝を「時間差」で

仕事の合間の小休憩は、スマフォを手に取り、かならず「プロ野球速報」をチェックするのが私のルーティーン。時間帯によっては、試合が終わっている可能性もあるため、‥これがなかなか難しいのだけれど、結果を示す箇所を手で伏せながら「一球速報」によって、初回1番打者から順を追って確認してゆく。たとえわずかでも臨場感を味わうために、独自に“開発”した、愉しみ方である。

 

もちろん、こうしたまどろっこしい確認の仕方をするのは、お目当てのハムのゲームだけだ。11日夜、私は喫煙所にいた。タバコを喫みながらでないと、もう正気ではいられない。選手が球団記録「15連勝」をかけて臨んでいた一戦‥‥。

連勝を続けてほしい気持ちと、『そろそろ止まるかも‥』そんな複雑な思いが交錯するなか、私の孤独な闘いが始まった。

 

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先発の吉川光夫は、相変わらずピリッとしない模様。立ち上がりから、ずいぶんと走者を許している。一方の打線には、「走塁死」「牽制死」の文字が‥。やはり、選手たちにもプレッシャーはあるのだろう。それにしてもミッシュという、この相手の先発は、一体どんな投手なのか。初めて訊く名前だ。

 

3回にハムが先制。にわかに新記録達成が現実味を帯びてくる。押し出しのあと、できたらもうひと押ししたかったなぁ。「文字」でもそう思うだから、リアル観戦したファンは、さらにその思いは顕著だったろう。中盤はオリックスの方が押し気味。耐えろ、吉川!!

 

 7回、ハムが待望の追加点。でも、中田のタイムリー内野安打って、なんだ?鈍足の彼には相応しくない打点のあげ方だが‥‥三遊間へ深い当たりのゴロか、あるいはボテボテか。「想像」する愉しみがあるのが唯一、この“文字速報”のメリット。いずれにせよ、リードは広がった。

 

9回、3番の先頭・陽岱鋼が「右中二」。好調の陽は最近、逆方向へ鋭い当たりを連発している。脳裏に映像が容易に浮かんでくる。しかし、問題はそのあとだ。中田の「遊ゴロ」の間に、送球エラーが重なり?ハムに1点が加わっている‥。現場で何が起こったのだろう。‥こういったプレーは、いかんせん映像を見てみないとよく判りにくい。“文字速報”最大の弱点ともいえる。

 

 

熱っ!

 

画面に目をやりすぎて、タバコの灰が。もっとも緊張の連続で、喫煙どころではなかったのだけれど。

ハムが勝利まであと一歩に迫ったところ。ここで私は「リアル」に追いついた。時間にして22時前。‥きょうも長い。しかし、ここからがもっと長く感じられた。

神様の悪戯‥いや、我々ファンにも試練を与えてくださっているのか。オリックスが最終回に一点を返し、なおも走者を複数残している局面で速報はピタリと止まっていた。ハムの投手がクリス・マーティンに交替した模様だ。

 

 

ほどなくして『ゲームセット』の文字。球団新記録15連勝達成の瞬間に、私もなんとか立ち合うことができた。蛍光灯に蚊が漂う、暑苦しくて仕方のない外の喫煙所で、私はひとり、小さくガッツポーズをした。ファイターズ、おめでとう!!

 

 

これらの軌跡は、帰宅後に映像で確認をする。スポーツニュースなどでは、14連勝時はせいぜい田中賢介の同点弾と、レアードのサヨナラアーチ。昨夜は、西川遥輝の先制打と谷元圭介の好救援‥。ともに4~5時間にも及んだ白熱の試合ながら、映像として映し出されるのは、時間にして30秒程度の、ごくわずかなものである。

やっぱり、野球観戦は「生」に尽きる。そう、今更ながらに感じた次第だ。

 

 

連勝記録を更新し続ける、北海道日本ハム。これだけ勝っても上に立てず、なおも11日現在、首位と5ゲーム差も開いている‥。ソフトバンクさんよ、ちょっと無茶苦茶だろう?

すっかり筆者も失念していたが、そのソフトバンクが11年前に同じ連勝記録をつくっていたそうだ。12日のゲームにも勝利し、とりあえずの「ホークス超え」を目指して、Fsナインにはがんばって頂きたい。