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センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

罪の重さと、仲間のいる重さ

人が犯した罪に、どちらが「重い・軽い」であるとか、そうした判断を“第三者”がくだすことは、なかなか難しい。

 

先週の『めちゃイケ』において、山本圭一が約10年ぶりに「地上波復帰」をはたした。だいぶ前から、復帰が噂されるたびに、感じてきたことだが、たしかに彼への“世間の目”は、相当に厳しかった。

件事件の被害者とも和解はしているようだし、会社から解雇をされ、その間地方でのアルバイトも経験‥。傍目にはもう十分に「制裁」を受けたように感じたけれど、尚、テレビ出演は許されなかった。

だが一方で、過去にクスリをやって逮捕経験もある複数のタレントが、素知らぬ顔で今もテレビに出続けている‥‥。この違いは、一体何なんだろう。

 

 

めちゃイケ大百科事典(エンサイクロペディア)

 

 

刑務所でも、こと「性犯罪」を犯した者は、同房の受刑者から白い目で見られるのだという。あるいは山本のケースもコレに当てはまるからか。大々的に報道されたニュース‥。扱いにくい側面は、局側にもあったかもしれない。しかし、同様の罪をおかしながらも短時間のうちに復帰した、山本と同じ所属事務所の先輩の例だってある。この矛盾、いったい‥‥。

 

圧力。もっとも考えられるのは事務所がらみの、それだ。とにかく彼が所属していた事務所は全国区で「強大」である。そんなところを敵に回すわけにはいかない。できるかぎり友好な関係を、局側も築いておきたかった。解雇されたようなタレントを使って、もし事務所の怒りを買ってしまったら‥‥。

まさに負の連鎖であるが、芸能界ではよくある話だ。圧力によって消えた芸能人は、数知れず。一世を風靡した某朝ドラ女優も、事務所とのトラブルが端を発して現在は「風前の灯火」状態といった塩梅であるが、今後どうなるだろうか。

 

 

不幸中の幸いにも、山本には一緒に“闘って”くれる仲間がいたようだ。それは『めちゃイケ』を見ていてもよく感じた。土俵際まで追い込まれながら、ギリギリのところで踏みとどまってこられたのも、おそらく、この仲間たちの存在が何よりも大きかったことだろう。

‥恐れ入る。易々と“ペナルティ”を与えられない、各々がすでに「大物」だったとはいえ、所属事務所を敵に回しかねない発信・活動を、これまでも行ってきた。山本の人望とも人徳とも受け取れるが、復帰を支援してきた彼らの懐の大きさの方に、より感心せざるをえないのだ。

 

持つべきものは友、仲間。使い古された言葉ではあるけれど、山本が復帰をはたせた最大の要因は、実際これに尽きただろう。

自分が窮地に陥ったとき、手を差し伸べてくれる人間が周りに何人いるか。筆者には、どちらの立場となっても、自信はない。‥ただ、いえるのは、最後まで傍らに寄り添っていてくれるのが本当の味方であり、自分にとっての最高の「仲間」であるということだ。今回の『めちゃイケ』を見ながら、あらためてそれを認識した次第。

 

≪参考文献≫

◆ 芸能人はなぜ干されるのか?