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センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

「お母さんありがとう」に、あえて噛みつく男

「ドラフト緊急特番!お母さんありがとう」ってあの番組、一体なんなんだろうか....

 

 

戦力外通告のやつとか、秀逸な番組をつくってる局のわりには、とんでもない茶番をゴールデンにみせてくれる。大根役者の下手演技の再現Vを主体に、延々3時間‥。

これなら、スタジオにいる中居や古田、もっと専門家を呼ぶなりしてドラフトの感想や評価を訊いていた方が、よほどタメになる。ドラフトに興味がなかったYOU(タレント、本人談)なんかゲストとして呼ぶな。俺を呼べ。ノーギャラで行ってやるから。

 

そもそも、当人たちは嫌じゃないんだろうか。あのドラフト候補生に読ませる「手紙」のことだ。ケガだ家族間不和だを乗り越えてーの、さながら、お涙頂戴の24時間テレビ‥。

一般人の家族をテレビに晒すのも嫌だし、俺だったらとてもじゃないが、耐えられない。あんなん「公開処刑」だ。‥それに番組スタッフよ、指名に至らなかった候補生に、家族への(希望と感謝の)手紙を読ませるのは、あまりに残酷だろう。生だから“アドリブ”がきかなかったのか?大江竜聖君のオヤジの底抜けな明るさに、唯一、救われる思いがした。

 

 

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察しがついた方もいらしたかもしれないが、筆者はご立腹である。「お母さんありがとう」は怒りの矛先を向けただけにすぎず、仮に日ハムが佐々木千隼投手の交渉権でも獲得していたら‥‥また番組の見方はちがっていただろう。にこやかに番組を見守っていたにちがいない。

さすがに、2年も続けてくじ引きの「連続外し」には堪えた。残り物に福なんか、ありゃあしない。今年にかんしては、より早くクジを引いた球団の方に、ドラフトの女神は微笑んだ。

したがって、いずれも、くじ引き順「ラス2」だったハムは確かに不利ではあったのだが、田中ジャスティスといい、先述の佐々木君といい‥パ・リーグの上位球団に揃って持っていかれたのが、何よりの誤算であった。

個人的にはソフトよりも、佐々木君が加わった千葉ロッテの方が怖い。もし、彼が前評判通りの活躍をみせ、来期、先発ローテーションの一角に加わるようなものなら、石川歩と涌井秀章、より強固な「三本柱」が完成してしまう。これは、他球団にとって非常に脅威だ。

 

 ‥とはいえ、2球団は“ドラフト会議”では勝者だったかもしれないが、ドラフトの本当の成果をみせるのは、これから先のことである。6球団競合の大場翔太、5球団競合の長谷部康平が今オフ、さしたる成績を残せないまま、ともに戦力外通告を受けた。指名球団の数の多さが、のちの成功を約束されているとも限らない。

 

思い出すのは、栗山監督が三度クジを外した2013年。同年チームが最下位に沈んだこともあり、指名順も最上位であったのが、それを活かせず、1/5の確率で松井裕樹‥さらには1/2の確率でも岩貞祐太を外した。彼らの今年の活躍をみていると、今でも悔やんでしまうことがあるが、その一方で日ハムは同年‥確かな成功も手にしていた。

 

ドラ3の岡大海とドラ4の高梨裕稔は、3年目の今シーズン大きく飛躍。チームの優勝に貢献した。初年度から7勝をあげた浦野博司、セットアッパー白村明弘も下位で指名されたこのドラフトは、全体で見れば「大成功」と呼べるのではないだろうか。3度クジを外したドラフトでも、3年経ったら評価が一変してしまうのである。これがドラフトの面白さであり、妙だ。

 

全国的には無名であった選手を、俗に「隠し玉」なんて呼ぶ。‥今年ドラフト8位で日ハムに指名された玉井大翔って、誰だろうか(笑)。イニシャルT・T。やたら、気になった。入団したら『大将!』などと云われ、チームメイトから慕われそうだ。こういった選手が思わぬ“掘り出し物”であったりするケースは、よくある。

 

 


【2013年ドラフト会議】日本ハム4位指名 高梨裕稔 煽りV