センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

福山雅治 【冬の大感謝祭 其の十六】にて、冷静に私が感じたこと

吹石一恵はパパ似だよなぁ」と、しみじみ思う。

 

 

ご存知、一恵のパパ・徳一は、今は亡き近鉄バファローズに所属していた元プロ野球選手。彼女が産声をあげた1982年ごろは100試合前後に出場する準レギュラークラスであったから、公私とも順調にきていた時期だろう。

そして、今季から新たに社会人野球チームの監督に就任が決定。孫の誕生ともに慶びが重なった。

 

 

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以前にも触れたとおりこの年末、筆者は福山雅治のライブで、横浜まで行ってきた。彼のコンサートに出向くのは10数年ぶり。アラフィフになった福山も、さすがに衰えを隠せないだろうと踏んでいたが、いきなり上下白の衣装で現れた主役は、実に若々しかった。

 

当時と変わっていたのは、極力MCの時間を省いていた点。‥もしかしたら他のミュージシャンも、今そうなのかもしれないが、彼以外のナレーション付き曲紹介は、ほぼ会場上に設置された大型スクリーンで。今回は1週間以上続く長丁場だから、あるいは少しでも喉をいたわっていたのか。

 

ラジオ番組さながら、これまで行われてきた「福山大感謝」に対するファンの感想を、福山が読み上げるMC。‥たいして面白いことを言っていると、私自身は感じなかったけれど、それでも熱狂的なファンはドッカン×2ウケる。さすがは、完全ホーム。

あと、一昨年の電撃結婚の影響もあって、人気低下を自らも自覚しているのか‥“自虐”ネタもけっこう目立った。

 

 

昨日髪切ったんだけど、誰も気づかなくてさぁ。昔ならみんなキャーキヤーしてくれたのに

(主演を務めた昨春放送の)ドラマの視聴率はよくありませんでしたが‥‥‥

 

 

近年の彼がずっとそうだったのか、私は判らないが、以前の福山雅治なら考えられない。どこか哀愁が漂った。

 

 

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当日会場でもらった、なぜかマヨネーズ(笑)

 

 

肝心の歌の方は、今ライブのコンセプトでもあった「男だって女唄!女だって男唄!」。これは思っていたよりもよかった。前半の女唄で披露していた【KISSして】。“柴咲版”も秀逸だが、彼が奏でるとロック調のようになって、なかなか「いいね」だ。

私が参加したときのラストは【DEAR】という曲だった。前回行ったときもこの曲で締めていただけに、感慨深いものがあった。男女間の切ない愛を唄う、彼のバラードは、しっとり聴かせてくれる。‥遠い昔の恋を思い出して、筆者もおもわず落涙。

 

時間にして3時間‥‥ファンの年齢層がだんだん高くなってきたのも考慮し(?)静かに着席を促す、優しい福山。男女比は7:3くらいで、やはり女性客の方が断然多く、既婚者となっても根づよい人気を実証してくれた。