センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

今年の斎藤佑樹は「〇」がちがう

なぜに代表監督が小久保裕紀なんだろう....

 

 

今さらながらに、そう思う(そう思わん?)

スポーツの世界なら「監督」からそこへ入っていく人は、わりと多い。たとえば今回のWBCにあまり関心がない人でも、仮にノムさんや落合が監督だったら見てみたかった‥そんな野球ファンも結構いると思うんだ。

采配云々は置いておき、通り一遍のコメントしかできない小久保は、“野球人”としては、まるで面白みがない。野球の実績がないから説得力にこそ欠けるが、乙武サンや中居クンの方がもうちょっとマシな発言できるんじゃないだろうか。監督の試合後の談話なんか、今は誰も待ち望んでいない。

 

就任当初、私はてっきり「本命」の繋ぎ的な役割を担う監督なのかと思っていたら、とうとうその時を迎えてしまった。

よほど、他にやり手がいないんだろうか。小久保以外の誰か‥‥。最終的に勝てればいいものの、もし不甲斐ない戦績に終わったら、彼に世界制覇の夢を託した4年間とは、いったいなんだったのだろう。そもそも「小久保ジャパン」は若干言いづらく、結局世に浸透もしなかった。

 

 

夢をありがとう!小久保裕紀 (NIKKAN SPORTS GRAPH)

「監督」となっても、はたしてこんな光景が見られるか 

 

 

例年通り、サムライジャパンよりも、優先順位は“ジャパンハム”の方がはるかに高い私‥。ポツポツとオープン戦が始まりだしたので、試合を観られる日は観ているし、結果は気にしている。

しかしながら、この時期とはいえ、上位打線を除けば、鎌ヶ谷ファイターズと見間違うほど、実績なんて皆無に等しい若手主体の編成‥。むろん、国の代表として大量6名も選出されたWBCの影響である。一軍よりだいぶ先に開幕する二軍の方は、駒不足に陥らないのだろうか。大量9人(入団拒否1名)も指名した昨年のドラフトは、こういった背景もあったのかもしれない。

 

一昨年の流行語「今でしょ」は、そんなファイターズの若手連中にピタリ当てはまる。主力が戻ってくる前‥‥今こそが顔を売れる最大のチャンスなのだ。こういった機会はそうそう訪れるものではない。それこそ4年に一度あるかないかくらいのビッグチャンス!である。おおいにアピールしてほしい。そして、ぜひ金をとれる選手になっていただきたい。

 

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

まだ僅かな試合ながら、目についたのは石井一成と森山恵佑。ともに、ルーキーらしからぬイイ身体をしている。特に森山のパンチ力は想像以上。広い札幌ドームで、あわやホームランという当たりを逆方向にかっ飛ばした。谷口雄也の離脱はあったが、彼の存在は誠に光明。

投手では、斎藤佑樹。2日の中日戦では実に小気味の良い投球をしていた。意地の悪いアンチは『たかだか1イニング抑えたくらいで何を』そう思われるかもしれないけれど、球の質が昨シーズンのそれとは、まったく違うように、私には感じられた。オフから猛烈に体をいじめぬいてきた成果が、出始めてきているのではないか。

今年ダメなら‥毎シーズン言われていることだが、背番号「1」への変更が、彼の「意識」を根底から変えた可能性もある。‥2017年はやってくれるんじゃないか。今年は、斎藤の「目」がちがう。