センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

色んな、プライド?

小倉優子が離婚?!

 

 

それにしても、昨今どうしてこうも浮気する輩が多いんだろう。まぁ表沙汰になっていなかっただけで、昔から不倫する男はたくさんいたんだろうけれど。既婚者の6、7割だかは浮気している‥‥そんなデータが、先日テレビでも紹介されていた。

 

小倉優子のような愛らしい嫁さんを射止めてもなお、浮気に走る男の気持ちは庶民にいささか理解しがたいが、有名人はそれだけ甘い誘惑が多く、実際、モテるのだろう。自分がその立場になっていたらと思うと、わからないでもないし、絶対浮気しないという自信もない。

ただし、状況にもよる。ゆうこりんのケースは、どうやら彼女の事務所の後輩に、夫が手を出してしまったらしい。張り込み文春でなくとも、さすがにこれは足がつきやすいだろう。誰の目からも見ても軽率だ。

当然のごとく、浮気が発覚。‥かつてコリン星がなんの言っていた彼女も、そこは芸能界という荒波に逞しくもまれてきた女。「私という女がありながら」同業の、しかも自分より若い20代の女に浮気された彼女の怒り、嘆きは察するに余りある。ズタズタに傷つけられたプライド‥‥。‥発覚当初は気丈にふるまっていたようだが、やはり、最悪の事態になってしまった。

 

 

小倉優子の毎日おいしい?おうちごはん

毎日「定時」であがります...

 

 

◇あんたのそのくだらないプライドなんか捨てちまいなよ

 

以前、「ラピュタ」のドーラ婆のような気の強い彼女に、そう叱責されたことがある。持たなくてもいいプライド‥いや、本来プライドなんか持ってはいけない人間が意固地になって、あのとき反論してしまったのは、きっと若さゆえだろう。

ヒトとして、社会人として必要最低限のプライドを持ち合わせることは必要だけれど、それ以上はいらない。私はその“くだらない”プライドのせいで、彼女を永遠に失ってしまった。‥あらためて振り返ってみても、ゆうこりんの傷心に比べたらなんてことないし、今よりもっとちっぽけな人間だったはずなのに。

 

 

◇プライドコンビ

 

筆者が好んでよく視ていた野島伸司脚本のドラマでは「プライド」というフレーズが、劇中度々聞かれた。施設の障害者たちが声を揃えていう【聖者の行進】など、とりわけ印象深い。

おそらくこの言葉を、野島氏自身が気に入っているのだろう。タイトルそのままの【プライド】は、木村拓哉竹内結子が奏でるラブストーリー。人気ホッケー選手役だった木村は、まさにプライドの塊のような男だったが、一人の女を本気で愛して、次第に氷解していく。

この【プライド】以来、ふたたび両者がタッグを組んだ【A LIFE ー愛しき人ー】。観たり観れなかったりだが、直近の放送(第8話)では大病を患う竹内を巡って、どちらが執刀を行うのか、現夫と元カレが火花を散らしていた。ドラマは、いよいよクライマックスである。

‥しかしながら院長の娘兼、副院長の妻がたいへんなときに、いい歳をした男ふたりが何を競いあっているんだか。つくづく、おめでたい人たちだ。それこそ“くだらない”プライドなんか捨てちまえ、なのである。