センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

新戦力チェック&気になったコトを少々...

「エスコバー」って、あんまり聴いたことないなぁ

 

 

向こうでは、わりと珍名さんの部類に入るんでしょうか?日本でいう「神宮寺」さんとか「宇賀神」さんみたいな。ただ、ファーストネームは日本でもおなじみの大手衣料メーカーと同じ、エドウィン。‥こちらの方を登録名にすればよかった気がしないでもない。覚えやすいし、名前に「WIN」の文字があって、縁起が良いじゃないか。

エスコバーよ、今からでも遅くない。ここは変えとこう!

 

彼がやらかした悪い流れを、高梨裕稔が断ち切ってくれた。4日の千葉ロッテ戦では、サムライ戦士の石川歩に投げ勝って‥といえば聴こえはいいけれども、最後はアップアップになりながら、6回途中までをなんとか1失点でしのいで、今季初登板を勝利で飾った。

 

初回から、飛ばしてたなぁ。球速は常時140キロ代後半をたたき出していた。寒空に敗けない彼の熱投を見ていて思った。おそらく、今のファイターズの先発投手は6回‥いや、5回までを「完投」してくれれば良いのだろうと。増井浩俊が加わったリリーフ陣は盤石な態勢。おかげで谷元圭介を試合中盤から送り込める。

昨年あれだけ先発として結果を残した増井の再転向には、幾分懐疑的だったが、先のWBCでもリリーフで起用されていたのを鑑みれば、彼にとってもこの形がベストであったのかもしれない。守護神・江夏が加わったことにより、先発投手がいいように作用してくれた、あの頃と状況は似ている。したがって、高梨も球数を気にすることなく、目一杯アクセルを踏んだ。

 

ストレートの勢いは健在。彼に関しては何も心配はなさそうだ。さらに、金を取れるようになって、エステにも通いだしたのだろうか。昨年にくらべ、だいぶ肌もきれいになった‥‥気がする。その顔の輪郭といい、高梨をみていて、昔の南原清隆を連想したファンは、私だけではないだろう。たぶん。

 

 

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画像はスクリーンショット谷口雄也Twitterより

 

 

おもわぬ大差のついた、件のロッテ戦。いくら投手がいるからといって、増井らを“無駄づかい”はせず、順当に公文克彦、石川直也といったあたりの投手が登板してきた。彼らをじっくりと見たのは初めて。

公文は球に力がある。独特なフォームも相まって「左封じ」に一役買ってくれそうだけれど、コントロールがアバウトかなぁ‥。もう少し精度をあげていかないと、上では厳しい。ファームでは石井裕也が満を持し、堀瑞輝も好調なスタートを切ったとの情報も入っている。

石川直也も、荒れ球では負けていない。しかし、石川に関してはそれが“持ち味”にもなるかもしれない。ストレートの球速は150キロにせまり、落差の大きいフォークボールは千賀滉大を彷彿とさせた。「お化けフォーク」で世界を席巻した千賀と、同タイプの石川直‥。将来が非常に楽しみな投手であることに変わりはない。

 

 

 打者では、途中出場の石井一成がプロ初ヒットを記録。守りに定評があるのは聴いていたが、打つ方もアジャストしてきている。石井裕也が同姓でおり、彼は「石井一」と表記されることが多い。‥いいじゃないか、この並び。剛腕・石井一久がヤクルトにいたときのようで。敗けないくらいの名選手に、一成も育ってほしい。

 

一方、不安は西川遥輝だ。彼は昨年“大きいのを捨てて”花開いた。つまり、長打を狙わずにコンパクトなスイングを心掛けた結果、高打率をマークしたのだが、今シーズンはふたたび長打を意識しているという‥。

おかげで大振りが目立つ。これでは、また以前の西川に戻ってしまうのではないか?よく栗山が、それを承諾したと思う。塁に出なければ、最大の武器である脚を活かせない。3番あたりを打っているのであれば話は別だが、昨年同様に、彼はトップバッターを担っているのだ。

日本シリーズでの「グラスラ」の余韻が、まだその手に残っているのであろうか‥‥。特性、自らがどんなタイプの打者であるのかを、見失わないでほしい。本末転倒とならなければよいが。

 

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