センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

この際、中島卓也はモデルチェンジを

母さん、事件です。

 

北海道日本ハムファイターズ中島卓也(26)が、なっなんと!ホームランを打ちました....

 

 


中島 卓也 1号 ソロ ホームラン 2017年7月30日 ソフトバンクvs日本ハム

 

 

‥予感はあったけどねぇ。ほら今シーズンから打球が“上がり”始めてきていたから。

彼がもし「本塁打」を打つとするならば、てっきり狭い東京ドームか、交流戦の神宮あたりかと思っていたけれど、そうか‥ヤフオクドームという手もあったな。

 

それと“生涯初ホームラン”だなんて書かれているのをアチコチで散見するが、本人の著書によると高校時代の練習試合で1本 打ったことがあるらしい。したがって厳密には「公式戦初」の記述が正解。

でも、冷静に考えてみたら「高校通算1本塁打」の奴がプロに入ってきていること自体、凄いよな。しかも、それでちゃんと飯を食えてるという‥。話題の清宮君なんか三桁、107本も打ってるのに。

 

 

大きいのを狙っているうち、バッティングを崩した‥といった話を、たまに訊く。古くは広島にいた高橋慶彦とか?ある時期からホームランを量産するようになったが、それと引き換えにアベレージを落としてしまった。アベレージを落とす‥ということは、すなわち「確実性」には欠いてしまうことになるが、中島卓に関しては元々1割台のバッター(7月末時点)であったし、そこまで気にすることはないだろう(笑)

 

“粘りの打撃”にかけて、「ネバネバ」を売りにしている彼。‥最近では1球ファウルを打つごとに加算される【卓メーター】なるものを掲げるファンの姿もある。しかし、どうだろう‥‥この際、打撃スタイルを変えてみたら?

 

相手投手に球数を投げさせ、疲労させる。また、それで四球などによって出塁しようものなら、相当な精神的ダメージも与えられる。‥これはこれで、たしかに大きな“武器”だが、実、私的にはけっこう不満の種だった。

というのも、彼がレギュラーに定着して3シーズン(2014ー2016)の、平均の三振数は「100」。ホームランバッターでもないのに、いくらなんでも多すぎる。彼自身は決して「ブンブン丸」タイプでもないのにこの数字は不思議だが、おそらく常にカウントを不利させてしまっていることが、大きな要因となっていたのではないか。

 

‥よく観察していると、昨年までは簡単に追い込まれてしまうケースが多々見受けられ、そこからの粘りが‥たしかに彼の持ち味ではあるのだけれど、「ネバネバ」にもさすがに限界はある。当人もそれを解っているのか、今季は“早打ち”のケースが目立つようにもなってきた。記念すべきプロ第1号も、カウント1-1からの3球目を叩いたもの。基本、勝負は早い方がいいに決まっている。

 

 

近ごろは若手選手に多くの出場機会が与えられ、26歳の中島卓も、もはや中堅クラス‥。守りだけでなく、打つ方でも“タクましく”チームをけん引していってくれたらと思う。 

 

 

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