センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

ナメック星でのベジータに‥‥

『戦争に汚ねぇもクソもあると思うか』

 

 

今聴くと、また別の意味でドキッとさせられるセリフを口にしたのは、ドラゴンボールに登場する孤高の戦士、ベジータである。筆者は彼が好きでたまらない。

 

 

最大のハイライトは、やはり、ナメック星での激闘の数々。孫悟空の到着が遅れたおかげで、同編前半の“主役”はベジータといっても、過言ではないだろう。

なにせ彼は、3回も死にかけている。しかも、ナメック星には「夜」という概念がないから、おそらく数日中のうちにだ。何度も死にかけながらも、不撓不屈の精神力で這い上がってくる彼は、まさにオトコの中のオトコといった塩梅。

 

圧倒的な強さを持つフリーザには一切媚びない。まるで処世術がなく、かわいくない部下に変わりはないだろうが、それでも我が道を行き続ける。戦闘は常に最前線だ。どんなに戦闘力が自分より上回る相手に対しても、フルパワー(全力)で挑む。よって不可能と思われたドラゴンボールの略取にも、一時成功している。やる前からの“敗け”は、決して認めない。

さらに『俺はエリートだ』が口癖の、生粋なプライドの高さは、今、日本男児が失いつつあるものを思い起こさせてくれるよう。サイヤ人のエリートだけれど、宇宙レベルでは、叩き上げ‥‥。

一見相対するこの輪郭が、私にはたまらない。大会社勤めの“お偉いさん”になることだけが全てじゃあない。‥ベジータがそれを教えてくれる。

 

 


DB史上最高の神作画!!【ベジータVSリクーム】 -ドラゴンボールZ

 

 

したがって、地球に戻ったあとの戦闘服を脱いだ、妙なポロシャツの姿には残念だった。変に“型にハマってしまう”彼など、見たくなかった。孤高の戦士の魅力は激減‥。やはり、ナメック星におけるベジータの雄姿に、私は惹かれるのである。

 

 

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