センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

ちょっと気になった雑誌のコ volume.12 【安室奈美恵】

僕は、少し特殊な経験をしている.....

 

 

高校時代は男子部にいたため、遮断された世界の中にいた。したがって同世代の嬢と接する機会はほとんどなく、ソレを肌で感じるシーンはなかった。‥だからなのだろう。“外の世界”にでて、よけいにソレを実感した。久々に会った、小中学校時代の同級生が皆、

 

 

安室奈美恵 ‥風味になっている!!

 

いわゆる「アムラー現象」である。そんな“変身”を遂げた嬢たちを見かけるたび『お前もか~』だなんて、当時はよくツッこんだりもした。茶髪にガングロは当たり前。やがて‥どこでどう履き違えたのか、おぞましいヤマンバメイクのギャルたちが渋谷の街を闊歩する。そういう時代だった。

 

 

DANCE TRACKS VOL.1

 

 あのとき、僕は安室奈美恵に性的な魅力は感じなかった。「アイドル」にしては、特有な華やかさがない。‥今おもえば誰が命名したのだろう【スーパーモンキーズ】。何も知識を持たぬ者がこの名を見たら、どこかの売れないお笑いコンビと勘違いすること請け合い。

 

それから間もなくして、小室哲哉にプロデュースされるようになって「平成の歌姫」へと変貌した。プライベートは波瀾万丈。人気絶頂の最中の結婚、出産。同時期に身内の不幸も重なった。そうした光と影の部分を、歌とともに、リアルタイムで見続けてきた。復帰した紅白でCAN YOU CELEBRATE?を生歌唱したとき、僕はまだ、家族でそれを観ていた。

 

恋愛をしたとき、落ち込んでいるとき、ひとりを感じた時‥‥気づけばいつも、安室奈美恵の奏でる楽曲が、僕の傍らにはあった。

悦に入って聴いた【CAN YOU CELEBRATE】、勝手に運命を感じていたあの子とは結局恋に破れ、今でも愛でている【Chance the Chance】を何度も聴いて、自分はもう一度立ち上がれた。

知らぬ間に、安室奈美恵色に染まっていた。そう、僕も、ある種の「アムラー」であったのだ。ファン、よりも同じ時を生きてきた、もはや“身内”に近い感覚の.....

 

 


Namie Amuro - Chase the Chance

 

 

そんな彼女が、来年9月をもって芸能活動を終了するという。発端となった大元は、ありがちな事務所絡みのトラブルのようだ。‥下の記事を読んだかぎりでは、決して「円満」とは呼べないカタチなだけに、ファンも、おそらく当人も残念だろうが、こればかりは僕たちにはどうすることもできない。

すべてCDやテレビを通じてでの歌声‥。MCを一切挟まない、歌唱のみのライブというのを、自分も一度観にいってみたかった。まだ間に合うだろうか。残された時間は、もう多くはない。

 

 

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週刊文春 10月5日号[雑誌] 誌面より

 

  

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