センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【オレ査定】 捕手・投手編 vol.2 ※後悔しない職場探しを

阪神の大和(30)が他球団への移籍の可能性も含んだFA宣言とな.....

 

 

俺、一般PEOPLE代表して思うねんけど‥‥何が不満なんやろなって。阪神さんゆうたら、12球団でも屈指の人気球団やし、そこそこ金だって持ってる。「阪神OB」の肩書きがつけば、引退後の“ウケ”もいいはずだ。それは片岡篤史を見ていればよく判る。

大和の場合、ありがちな“働き場所”がないってわけでもなさそうだ。‥となると、我々一般PEOPLE的なものの言い方をすれば「人間関係」やろか。上司とソリが合わなかったり、今の環境に馴染めない、あるいは同僚に鬱陶しいやつがおる(笑)‥とか。

このパターン、過去の事例に当てはめるならば【コマダ式】といっていいだろう。メジャー挑戦以外の理由で、天下無敵の大巨人軍を自ら出たのは、後にも先にも彼、駒田徳広だけだ。

 

 

もとい、非常に興味深い特集が新潮にあった。

2週にわたって掲載されていたプロ野球選手 チーム満足度の(秘)調査記録】。NPB12球団に在籍する選手に向けて「JPBPA」、日本プロ野球選手会が実施した極秘アンケート‥これが外部に流出していたのだという。

 

 

f:id:risingham:20171107092033j:plain

週刊新潮 2017年 10/19 号 [雑誌] 誌面より

 

 

先のシリーズでも大健闘をみせてくれた横浜DeNAがブラック球団?そんな物々しい文字も並ぶこの記事。9項目からなる【2017契約更改アンケート】で、たしかにベイスターズは7項目で“最下位”。逆に7項目で“首位”に立っていたのが、日本一の福岡ソフトバンクホークスである。圧倒的な選手満足度‥。わが日本ハムファイターズも、概ね上位にランクされている。

 

 

f:id:risingham:20171107092918j:plain

週刊新潮 2017年 10/26 号 [雑誌] 誌面より

 

育成に定評がある球団として、ソフトとハムの名が挙げられるケースが近年多いけれど、環境や待遇といった面においても秀でた球団であることが読み取れる。この結果を受け、昨年、森福允彦が取った行動(ソフト⇒巨人)も、また謎。‥やはり、彼もコマダ式なのだろうか。

意地の悪い記者はこの調査記録をドラフト対象者の関係者に、わざわざ見せにいったらしい(笑)。その一部始終は、誌面で確認してもらうとして、今オフ“あえて”冒険に踏み切る可能性が極めて高い選手も含まれた「オレ査定」を、今回はお届けする。

 

 

【20】上原健太 9試合 1勝5敗0S 防御率6.23 =1200

 

【25】宮西尚生 51試合 4勝5敗0S25H 防御率3.32 =20000

 

3年前に残留を決めた時点で、宮西はもうハムに骨を埋めるものだと思っていたら、ちがった模様(笑)

入団から10年連続で50試合以上登板の鉄腕。どこも欲する左腕だけに、宣言なら「引く手あまた」か。しかし来季で33という年齢、高額年俸なだけに、余裕のある金満球団以外は手が出せないだろう。さらに、勤続疲労の影響もあってか、今季は9年ぶりに防御率が3点台以上と悪化。打ち込まれてしまうケースもあった。森福の二の舞にならないよう、慎重な決断を望みたい。

 

【28】新垣勇人 1試合 0勝0敗0S 防御率0.00 ▼800

【29】井口和朋 17試合 0勝1敗0S 防御率5.16 ▼1500

【30】鍵谷陽平 60試合 2勝3敗1S17H 防御率2.53 △3500(2800)

【31】村田透 15試合 1勝2敗0S 防御率2.77 ▼2800

【34】堀瑞輝 4試合 0勝1敗0S 防御率3.38 △850(750)

 

《捕手編》

【8】近藤健介 57試合 打率.413 本塁打3 打点29 盗塁3 △5100(4300)

【10】清水優心 61試合 打率.198 本塁打1 打点10 盗塁0 △1150(640)

 

【27】大野奨太 83試合 打率.221 本塁打3 打点13 盗塁0 =5500

 

渦中の人、其の二(笑)。捕手は今大人気だから‥ね。一説だと中日が獲得に名乗りを挙げるとか。年齢も若く(来季で31)、ソフトの鶴岡慎也よりは、間違いなくこちらの方がいい。

ずいぶんと過小評価されているが、大野だって決して打てないキャッチャーではない。常時出ていれば、2割3分から2割4分‥ホームランも年間10本くらい打てる力は持っていると思う。

懸念材料は、むしろ守りの方にある。大野といえばとにかく「強肩」が最大のウリの捕手であったが、年々【盗塁阻止率】が減少に転じ、今シーズンはなんと1割にも満たない.098。盗塁阻止は投手との共同作業とはいえ、この数字はさすがに受け入れがたい。

‥とはいえ、キャプテンシーや頭脳も込みで、非常にバランスのとれた捕手であることは確かだ。せっかくドラフト1位で獲った将来の幹部候補生なのだから、易々とは手放してほしくない。

 

 

【42】黒羽根利規 19試合 打率.276 本塁打0 打点1 盗塁0 =2000

【56】市川友也 57試合 打率.170 本塁打1 打点8 盗塁0 ▼2000

【60】郡拓也 1試合 打率.000 本塁打0 打点0 盗塁0 △500(480)

【66】大嶋匠 ー1軍試合出場なしー =560

【68】石川亮 -1軍試合出場なし- ▼630

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ