センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

日記的なもの ドラマ【WITH LOVE】

けっこう、会ったりしているんだね.....

 

 

一般のブロガーさんたち? 「オフ会」と称して、定期的に、ワイワイガヤガヤと?

みんな、なに話すんだろう‥。文学について語ったりしちゃうわけ?それとも“ネタ”収集のため?

一度だけ、似たようなものに参加したことがあったけれど、自分はダメだった。それ以来、もう類似な会合には一切参加しないことにしたが、そもそも会いたいと思えるヤツもおらんし、あたし、どうしても貴方に会いたいわ!とおっしゃってくれる方もおらんし‥(失笑)。まぁここにかんしては、若干闇(病み)系の文章も書いたりしているからね。自分が第三者目線で見ても、こんなヒトとは絶対に会いたくないと思う(笑)

 

でも、一時大流行りした「mixi」等、WEB上で文章を書き始めた頃は、僕もまだ若かったし、そりゃ欲もあったさ。インターネットを介して始まった恋? みたいなのに(笑)。今からちょうど20年前に放送されていた【WITH LOVE】というドラマが、まさにそんな作品だった。

 

こちらはもっと「劇的」で、まちがいメールから始まった恋。人気作曲家の長谷川天と、平凡な銀行員・村上雨音。彼女が誤って届けられた天の、メールに添付された音源になんとなく惹かれ、両者の交流が始まる。

互いの素性を隠しながら、いわゆる「メル友」の状態をしばらく続け、本音をぶつけあっていくうち、あらたな感情が芽生えだした二人‥。顔も知らない相手に、二人は恋をしていたのだ。

 

と、ここまでは“リアル”でもありがちなパターンなのだが、そこは、やっぱり創作。二人の距離はすごく近くて、実際、何度も顔を突き合わせていた。もちろん、メール上でのやりとりは伏せられたまま。“生身”ではすれ違うのに、メールでは心を寄せ合うことができる。現実と空想との狭間で葛藤しつづける彼らは、はたして「出会う」ことができるのかーー

 

 

www.excite.co.jp

 

 

↑浅いなぁ。このドラマの見どころはそんなところじゃあない。

自分が【WITHLOVE】に惹かれたのは、登場人物の「美しさ」と「個性」。前者はとにかく個々がスタイリッシュ。もう20年も前の作品なのに、それはまったく色あせていない。天役は竹野内豊。ロンゲの茶髪にダークスーツを着こむといった、いかにも音楽家らしい“いでたち”で、性格はいたってクール。前年放送の【ビーチボーイズ】とは、また違った色気がある。同作品からは、川岡大次郎原沙知絵も引き続き出演。ともに天が所属する音楽事務所のスタッフ。

 

 

「WITH LOVE」 ?ONCE IN A BLUE MOON 長谷川天イメージ・アルバム

 

 

雨音役は田中美里。身長があるおかげで、竹野内サンと並び立ったときのバランス感が良い。この雨音に想いを寄せる吉田晴彦役に、ミッチーこと及川光博。『雨音と晴彦』、名前で勝手に運命を感じた彼は、執拗なストーキング行為を開始する。一途な想いがようやく通じ、晴れて婚約にまでこぎつけたミッチー、だったが‥。

天はメールで、はせがわ・たかしのそれぞれ頭文字を取って『hata』と名乗っていた。その『hata』に晴彦が成りすましたシーン。雨音にハンドルネームの由来を尋ねられた晴彦....

 

由来はハタ坊です

 

これを大マジメに。あんたはおそ松さんか!

天使の恋人役、藤原紀香も当作品では露出度が高く、男性ファンも魅了(笑)。若手ばかりの出演者のなかで天の上司・浅田美代子も、なかなか老獪な演技を見せてくれている。

そして、音楽もいい。天が劇中奏でる【Once In a Blue Moon】。この静かな音色は、僕にとって今でも究極の癒し。主題歌はマイラバが担当した【Destiney】。歌とakkoの美声が、非常にドラマとマッチングしている。

 

 


Destiny/My Little Lover

 

 

このすべてが美しい作品に魅了され、僕も長谷川天になることを夢見たが、現実はドラマのようには甘くなかった。これもまた、Destiney.....

 

 

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