今まで結ばれそうで結ばれなかった人間‥‥って、別にヤラシイ意味ではないんだけれど、私と一度出会っておきながら“それっきり”になってしまったヒト?
もったいないなァ と、よく思う.....
拒絶?されておいて超・上から目線のポジティブシンキング! 笑
‥でも、こんな自分だから暗澹たる社会で、ここまでやってこれたのだと思う。『もったいなぁ』とは、単に自意識過剰なのではなく、それなりに根拠がある。こうしたライティング中心の生活を続けられるのはなぜか?
‥もちろん文章を書くのが好きなのもあるけれど、何より、一番はカネがあるからだ。金がなくては、とてもではないが、こんな生活は長く維持できない。いわゆる“真っ当な”仕事に明け暮れている日々だろう。
しかし、だからといって実家は金持ちではなかったし、私自身がかつて大企業に勤めていたというようなこともなく、その人脈もない。‥どうも、私は「金運」の星の下で生まれた人間であるようなのだ。特別何をするわけでもなく、金が“自然と”集まってくる‥‥嘘みたいな、ほんとの話。
これは前にも話したが、宝くじも大体当選するし、出会った(付き合った)人が自分より金持ちだったり‥‥。論より証拠。こう書いてもなかなか信じてもらえないだろうから、その一部始終をここに呈示。
‥約一年前のものだが、ここには以後もほとんど手を付けていない。一応、公的な給料をもらえるところがあるから、生活費はそっちでねん出できる。ハッキリいって独身、一人暮らしの男には有り余るくらいだ。
私がこうなったのはおそらく、生まれながらに‥というわけではないと思う。以前、「世にも奇妙な物語」内に【親切成金】そんな話があった。他人に親切をすればするほど、大金が転がり込んでくる。‥現実はそれほど甘くはないんだけれど、どちらかといえばこの発想に近い。
私はよく寄付をする。‥といっても赤十字がどうのとか、大それたものではなくて、ごく身近な募金箱などに、だ。あと、考えられるのは、パワースポットと呼ばれる類の場所に足を運ぶようになった。実は、これが大きかったのではないかと自己分析している。20代中頃まで、筆者はそうした場所には一切行ったことがなかった。
それが、とある書籍と出合い、意識的に詣でるようになってから、風向きが変わった。実際、少なくとも目に見えて判るのは、これらの点くらいである。なお、どこの神社が良いとかは企業秘密。世の中にお金持ちが増えすぎてしまっても困るので(笑)
無論、リアル人脈で私がこの話をすることはない。したがって目先の男のステータスばかりとらわれている人間‥特に女性は、私という金運の星で生まれた人間を、みすみす逃してしまっていることになる。それで『もったないなァ』と、冒頭のつぶやきに繋がるワケ。私が逆の立場なら、少しでもあやかりたいところだが(笑)
しかし、いくら生活には困らないとはいえ、日々好きなことをして暮らしているとはいえ、何か‥確実に何がか物足りない。この空虚な気持ちは一体なんなのだろう。
そういえば先述した【親切成金】は、主人公が今できる最高の親切をして、結果、全財産を失ってしまったのだけど、最後に「愛」を手にした。パンドラの箱には、きちんと希望が残されていた。主人公を演じた萩原聖人は同タッチの【2040年のメリークリスマス】といい、どうもこうした朴訥な役柄が多い。
私に足りないのものも「愛」なのか、それともーー