センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

日本ハム・アラカルト 【巨人か?日本ハムか?】

22日現在オープン戦、北海道日本ハムは5勝5敗2引分けの五分......

 

 

まさに可もなく不可もなくなイイ感じである。

というのも、オープン戦では勝ちすぎないほうがいい。これ、僕の理念。“本番”が始まるまで、運を温存しておくのだ。昨年記録的な大敗を喫した千葉ロッテマリーンズ‥‥忘れてしまった方も多いと思われるが、オープン戦は勝率9割に迫ろうかという「ぶっちぎり」の首位であった。

ファイターズとて、順位は12球団中5位ながら11勝7敗と、なかなか高い勝率を誇っていたのに、蓋を開けてみたら本番は黒星ロード‥。オープン戦の成績なんて、まるでアテにならない。その点、毎シーズン“オープン戦でも”勝ち続けていた福岡ソフトバンクが今季は絶不調。我々はこれをみるべきか。“本気”を出していないからなのか‥“不穏”の始まりなのか‥。

 

 

北海道日本ハムファイターズオフィシャルガイドブック2018

 

 判で押したように、今年もソフトバンクの優勝を予想する、まったく面白みの欠片もない評論家連中(笑)。まぁそれはいいとして、先に発売された週刊ベースボール誌上では、ファイターズの最下位を予想する評論家が、なんと多いこと!‥いやいや、ビックリした。

よくて5位。どれもこれもロッテと日本ハムの食品系会社が5、6位のあたりに仲良く収まっている。筆者もファンであるライターの石田雄太氏が唯一、日本ハムを3位にあげてくれていた。『下馬評が低い年ほど期待できる』とは、さすが、この方よく解ってらっしゃる。

 

同様な理由で、僕も日本ハムを予め今季の優勝チームと予想した。

しかし、ここにきて揺らいできているのも事実だ(笑)。まさか開幕投手候補筆頭の有原航平を欠くことになるとは思わなかった。これで混沌してきた、ファイターズのオープニングピッチャー。巷では高梨か?上沢か?だなんて言われているけれど、大谷翔平、有原なき今のチームにあっては、誰を選んでも地味だ。

抑えも定まっていない。まず、鍵谷陽平が離脱。この一世一代のビックチャンスに‥‥。どうも彼は“持ってない”。「投」は誠に不安だらけである。

 

しかし、だからといって春先に10連敗を喫した昨年の二の舞のようにはならないと思う。多少点をとられても、はるかにパワーアップした新生・ビックバン打線が、かならず取り返してくれるはず。

なにしろ、昨季終盤に経験を積んだ若手がただいま絶好調。これも【清宮効果】だろうか。とにかくバットがよく触れている。おにぎり横尾、森山恵佑、平沼翔太、太田賢吾‥‥本当に枚挙にいとまがない。昨シーズンなかった彼らが、本当の意味で戦力として加わってくれたら大きい。

横尾なんか、もしかしたらレアードと競えるくらい、今季はホームランを量産するのではないか?この男、ひょっとしたらひょっとする。‥‥先ほど『オープン戦の成績はアテにならない』と書いたばかりなのであるが。一応、自分にツッコんでおく(笑)

 

 

 2017年、悲惨を極めていた頃のファイターズ....

risingham.hatenadiary.com

 

 

◇オープン戦最多入場者数を記録

 

こいつぁたまげた‥。先の東京ドームを舞台とした巨人vs北海道日本ハム戦には、4万6000を越える観衆を集めたのだという。まさに日本シリーズなみの観客動員。東京ドーム開場以来、オープン戦では最多の数字だそうだ。

上原浩治の「復帰登板」が予想されていたのもあるし、結局、病気で出場は叶わなかったが、清宮見たさの客もいたと思う。あと、考えられるのは巨人OBが、北海道日本ハムには複数名在籍している点。その逆もしかり。該当する公文克彦大田泰示實松一成も無事に出場。ファン人気も高かった彼らを、ふたたび東京で拝むことができて、G党もさぞ満足してくれたのではないか。今後も同カードからは目が離せない。

 

個人的な感想をいうと、筆者は「東京ドームの巨人戦」が大好物だった。以前はオープン戦でもテレビ中継してくれたし、なにせ、“たまには”ファイターズナインにも大勢のお客さんの前でプレイさせてやりたかった。東京本拠地末期のころは、二年に一回「満員」になる試合があったかどうか‥‥。もっとひどかったかもしれない。

交流戦も始まった現在は、前ほど有難みは感じられくなかったけれども「東京ドームの巨人戦」と聴くと自然と胸が高鳴ってしまうのは、その“名残”であるかと思われる。

 

肝心の“本番”、日本シリーズでは三度あった対戦で、すべて敗北しているファイターズ。近い将来、巨人を日本シリーズで破って、なんとか古参ファンの悲願を成就させてほしい。 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ