センテンス・オータム

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【はじめての、しんこく敬遠】エースのやきう日誌 《4月3日版》

今は『楽天生命パーク宮城』っていうの?

‥本当、クリネックだのコボスタだの、コロコロ名称変わるから分からへん。

 

でも、凄いよねぇアソコ。ここ2、3年‥平日でも、けっこう客入っているから。毎年優勝争いしている、といったわけでもないのに、あの観客動員の秀逸さは球団の戦略がうまくいっている証よ。ソフトバンクしかり、近年のDeNAもそうだけれど、この辺のビジネス感覚は、さすがに長けてるよな。

 

 

3日、ファイターズはその仙台に乗り込み、ようやく今季初勝利。9:1で楽天ファンが大多数を占め、肩身の狭いを思いをしていたFsファンも胸を撫でおろした。

 

開幕3連敗を喫し、この日もまったく打てない。‥それもそのはず、苦手としている岸孝之が相手。もし、先に点を取られていたら、また敗けていた。ファイターズに勝機があるとしたら、岸が降板するまで、こちらの先発投手も、なんとか無失点で踏みとどまってもらい、終盤勝負に持ち込むこと。

‥だなんて、一体プラスなのかマイナス思考なのかよく判らないまま、終始重苦しい試合を見つめていたら、まさに期待していたどおりの展開になった。岸に負けじと、上沢直之も気迫のピッチングで楽天打線をゼロに封じ込む。何度か危ない場面はあったが、冷静に後続を断った。

キレのある岸のストレートが要所要所でコーナーにビシバシと決まり、5回途中までパーフェクト投球。さすがに見劣りしてみえた。その点、少し気の毒ではあったけれど、終わってみれば球界を代表する投手と互角の投げ合いを演じた、上沢。昨シーズン取り戻した自信‥かつての誰かさんの言葉を借りると、その自信を「確信」に変えることができたのではないか。本当にすばらしいピッチングだった。

 

 

依然、不安を残すのが打つ方である。オープン戦では12球団トップの本塁打を放ち、破壊力をみせてくれた打線、一体どこにいった(苦笑)。9回、中田の凡打を松井裕樹が野選さえしなければ、前の回同様、またレアードが歩かされていたにちがいない。よって、あの虎の子の決勝点も生まれなかった(結局次のアルシアから3者三振)

ファイターズにツキもあったのは事実だが、例の【申告敬遠】ってどうなのよ?

結果的には功を奏した、そのレアードへの敬遠の際に、私は初めてソレを目撃したのだけれど、“手続き”に手間取り(梨田さんの身振り手振りのジェスチャー付き)、わざわざお客へのアナウンスもあったりして、時間にして2、3分間、試合が中断していた。

‥仮に試合時間短縮に重きを置いての制度であるなら、とんだお門違い。ノーマルの敬遠と同じくらいか、もしくは以上に時間がかかっていた。本塁上でのクロスプレー禁止行為ができたときと同じように、こちらも定着するまで、もう少し時間がいりそうだ。

 

 

昨日はバックも上沢以下の投手陣を盛り立てた。味方の不味い守備で生き残ったランナーを、キャッチャー清水優心からの素早い牽制で刺し、ピンチを未然に防いだ。他にも盗塁を刺すシーンが見られるなど、昨シーズン、盗塁阻止率が1割以下だったとは思えない強肩っぷりを披露してくれた。むろん、3投手を無失点に導いたリードも見逃せない。

西武戦では登板した二戦とも失点をした石川直也。この日は見違えるような投球。3者から2三振を奪う完璧な火消しで、プロ初セーブ。最速152キロのストレートはうなりをあげていた。栗山監督が彼を「守護神」に充てたい意図を、垣間見た思いがした。

 

 

《今日の一枚》

はじめてパ・リーグの選手が当たった。

 

 

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中村奨吾、千葉ロッテ早大時はファイターズの有原航平と同級生だったけ。ロッテ球団にとって、栄光の背番号「8」を与えられた中村。ここまで好調を維持しているようだ。

傍から見ていると、一度打ちだしたら止まらなくなる、彼の「爆発力」はエグい。しかし、その波が激しくて、悪いほうの深みにハマるとパッタリと打てなくなってしまう‥そんな印象。

昨日の楽天ベンチをみていたら、背番号「8」の先輩・今江年晶が控え‥‥。この男、無茶苦茶に短期決戦に強くて、ポストシーズン、今江だけには打席を回したくなかった憶えがあります。

 

 

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