センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

世にも奇妙な話.2018 【アスリート?もの】

昨年暮れくらいから、大相撲絡みの記事を見かける機会がたいへんに多いのだけれども.....

 

 

これについて、ちょっと“別件で”気になっていたコトがある。当該記事でよく名前を見かけたのが、横綱白鵬。銀座あたりの、いわゆる「オネーちゃん」が横に付くような飲み屋に繰り出す機会が多いとも訊く。

‥別に「浮気」しているわけでもないのだし、その辺は一向に構わないのだが、私が知りたいのは彼らを接客する女性たち‥。一体どういった「おもてなし」を力士方へされているのだろうか。

 

一般的に「仕事」の話を持ち出されるのは、男女問わず、あまり好ましくない。まぁ『きょうもお疲れ様でございましたぁ♪』程度の挨拶なら、最初にするだろうが。

仮にその日に取り組みがあって、勝利した日であるなら、力士も上機嫌だろうし、相撲の話をしてみるのもいいかもしれない。しかし、いくら勉強をしたホステスとて、相撲にかんしては、そこまでの知識は持ち合わせていないだろう。素人がヘタに取り組み方云々の話をして、気難しい力士の機嫌を損ねてしまうことだって、ありえなくもない。‥となると、力士にはどのような会話が“最適”なのか。

 

これが野球やサッカーの選手なら“身なり”などで切り込むができる。大抵、彼らはその辺りにもこだわりを持っていて、オシャレ。『うわ~その時計!すできですね♪』『仕立ての良いスーツですわ』だなんて、銀座を根城とする売り上げ上位のホステス方がこんな言葉を口にするとは思わないけれども、まがいの話をすることはできる。

ところが力士の場合はこうもいかず、髪型や服にもほとんど変化は見られない‥。本来なら男が喜びそうな下ネタも、銀座界隈の上品な飲み屋では相応しくない‥。

『あたしならこうお相撲さんを接客します』 昔のクイズ番組ではないが一度、【銀座のホステス100人に聞きました】のような企画をどこかでやってもらいたい。

 

 

横綱白鵬 写真集

 

しかしながら、横綱“稼業”はなかなかに儲かるようでして、協会から支払われる白鵬のひと月の給料が「ウン百万」というのを聴いた憶えがある。これに場所中の懸賞金なども別途加わってくるのだから「銀座呑み」だってお安い御用。白鵬記事のキーマン、横綱の地位にあった日馬富士は『なんてもったいないことをしたのか!』とか言っている時点で、筆者も“庶民まる出し”なワケだが。

 

本当は怒らせたら怖いカバのごとく、力士が一たび暴れ出したら、もう誰も止めることはできない。たとえ手元にデンモクがなかったとしても。

なにせ、あらゆる格闘家同士で喧嘩をさせたら、力士最強説があるほどのポテンシャルを、あの大きな体の中に秘めているという。古くは力道山天龍源一郎‥‥たしかに力士から転身をし、プロレスという分野で成功した方々も大勢いらっしゃる。けれど、同じく横綱であった相撲界のレジェンドであったはずの、曙氏だけは確実に弱かった。

 

相撲をやめたあと、個人的に彼の一番のハイライトは、テレビ番組の企画で元カノ・相原勇と“対峙”していたシーン。再会した刹那、フッと見せた、はにかんだような、あの笑顔‥。曙太郎の愛は当時、おそらくホンモノであったにちがいない。あれはたしかに、男がかつて愛していた女と久々に会ったときに見せる、照れ笑いの一種だ。

 

 ‥もとい、力士の強さを土俵以外で、私たちにまざまざと見せつけてくれたのは「世にも奇妙な物語」だった。【走る取的】仲村トオル主演。イカツイ力士役に肉体派・水沼天孝を配置。

プライベートな場で力士をガチに怒らせてしまった主人公。狂気の殺人マシーンと化した力士にひたすら追われ続ける‥‥そんな物語だ。主人公たちが慌てて駆け込んだ飲み屋は、銀座ではなかったと思うが、角界では無名であったのだろう力士は立ち入れず。飲み屋を後にする頃にも待ち伏せしていた力士の、執念深さだけは横綱級。‥いや、単に暇なのか。

同僚を「張り手」一発で殺害され、いよいよ追いつめられた仲村トオルの命運は生か死か!?

 

‥こう書くと、あたかもコメディな体だが、実際はもっと緊迫感に満ちている。あの追われたり、付きまとわれたりといった恐怖は名作【墓友】や【ルナティックラブ】に近い、リアリティがあった。

ファンでもないかぎり力士と出くわす機会は日常そうないと思われるが、もし‥もしも接する機会があったなら、その際は決して怒らせたりはしないよう、くれぐれもご注意を。

 

《12日夜「春の特別編」放送。後日、自称専門家による辛口かつクールなレビュー乞うご期待くださいませ》

 

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