センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【相手の「近藤」が気になるハムファン】エースのやきう日誌 《6月15日版》

あれっ?

ヤクルトの今の監督って、誰だったっけ......

 

 

試合に先だち、一瞬、顔も名前も出てこなかったのは、あながち筆者の加齢による記憶力の衰えだけが理由でもないだろう。

小川淳司‥‥。パ・リーグならオリックスの福良と双璧をなす“地味系”監督である。ちなみに現役時代、わずかな時間ながらファイターズにも在籍していたが、まったくといっていいほど、当時からファンだった私ですら記憶にない。

他球団から移籍していた点といい、意外に大柄な体型といい、同時期に在籍していた斉藤浩行と、どこか“キャラ”が被っていた。

 

 

奉仕するリーダーシップ 小川淳司監督はヤクルトに何をしたのか

 

 

‥今おもうとだが、野球界にいたってはずいぶんと地味な21世紀の幕開けだった。日本シリーズの組み合わせがヤクルトvs近鉄‥‥。この前後の年が「ON対決」であり、「GL決戦」であったことを考えると、やはり、地味な組み合わせである。

近鉄バファローズは優勝の3年後に球団ごと消滅してしまった。そんな激動期に入団した近鉄戦士“最後の生き残り”が現在、ともにヤクルトに在籍しているというのは、なかなか興味深い。坂口智隆(2002D1)近藤一樹(2001D7)。後者は21世紀初の選手権大会優勝投手でもあった。

 

‥だからだろうか。先日のタイガース戦。中継中、しきりに横尾俊建と高山俊、同学年の【日大三高コンビ】について触れられる機会もたいへんに多かったのであるが、筆者のなかで同校のイメージとして沸き立つのは、まず近藤なのである。今シーズンは中継ぎとして復活を果たしている模様。

少し彼が気になって、今週の西武戦の映像を観ていたら‥なるほど、オリックス時代に第一線で投げていたときのような、キレのあるボールが次々と捕手のミットに吸い込まれていた。

 

下は、最近のサンプルがなかったからオリックスにいた頃のものだが、フォーム自体は今とさほど変わっていない(ように見える)。私はおもわず見惚れてしまった。このフォーム、近藤の投球フォーム.....

 

たまらなく好きだ

 

 


近藤、5者連続奪三振! 4月15日 オリックス-ソフトバンク

 

 

肘の使い方、“巻き込む”感じが、少し往時のダルビッシュ有を彷彿とさせる‥。

以前から注意深く観ていたわけではなかったけれど、でもなぜ、これほど強いボールを投げられる投手が長年に渡って低迷していたのか、謎。‥単純に肩だか肘だかの故障が完全に癒えた‥という物理的な部分もあるかもしれないが、いずれにせよ"キレキレ”だだった頃の球威が甦ってきているのは、今のチーム内における彼のポジション、彼の成績がそれを実証している。

 

 

好調ヤクルトとの対戦。ここにきて再び調子をあげてきた近藤健介と、勝負所での【近藤対決】なんてのも、わりと見もの。DeNAに3連敗しといて、ヤクルトに勝ち越すようなものなら、相手ファンに恨まれてしまいそうだが、ファイターズも最低限の目標としてあった交流戦「勝率5割以上」が、15日からの同戦にかかっている。

交流戦の通算成績は、北海道日本ハム「26勝24敗3引分け」と、ほぼ互角。数字上では屈指の好カードだ。今年の舞台は札幌。梅雨空も関係ないドームで、ビニール傘が躍るような展開にさせるのは避けたい。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ