センテンス・オータム

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【中田翔と近藤健介の、目指すべき"場所”】エースのやきう日誌 《6月16日版》

《16日、対東京ヤクルト。9回表1死2、3塁、一打勝ち越しのチャンスに代打・藤井亮太。藤井が三振に倒れた際、三塁走者の田代将太郎が飛び出し。捕手からの送球でタッチアウト。ゲームセット 「2-1」》

 

 

田代「暴走」........

 

なんか類似なことを、以前にもつぶやいた記憶があった。過去のデータを遡ってみたら、舞台は同じ札幌ドーム。2年前の西武在籍時に、やはり代走として出場していた三塁走者・田代が、捕手からの牽制に刺されてチャンスを潰していた。1死3塁、打者・秋山という場面でおかした、痛恨のミス。今回もあのときに負けず劣らずな"暴走”っぷりである。

 

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ヤクルトから、おそらくその脚力を見初められて獲得されたのだろうに‥皮肉だ。田代のほうにも当然、新天地で脚をアピールしたい逸る気持ちもあったのだろう。おかげで同点、延長を覚悟したファイターズサイドは助かった。

 

脚といえば「埼玉西武対中日」で試合中に倒れた敷田直人球審。最新情報によると、膝を痛めていたのが理由のようで、命に別状はない模様。あの倒れ方は、さすがにビビった。

スマホで「敷田」と打って文字変換するとマークが浮かび上がる‥‥というのは冗談だが、でもそれくらい野球ファンの間では、彼の"決めポーズ”が浸透しまくっている名アンパイヤー。本当、ご無事で何より。

 

 

‥きょうは語りことが山ほどあって困る。楽天の梨田監督が辞任という報にも驚いた。則本・岸といった他球団も羨む強力二本柱を擁しながら、ここまでダントツの最下位。交流戦でも一向に浮上の兆しをみせなかった。たしかに監督交代も"やむなし”といったところだが、どんなに不振でも最後までやり抜いた、近鉄とハムの監督時代‥‥。

とりわけ現在ファイターズで主力として活躍する中田翔宮西尚生中島卓也らは梨田政権時の「産物」だけに、なんとなく私も他人事ではいられない気分だ。

 

 

梨田昌孝の超野球学―フィールドの指揮官

 

その中田翔が、ただ今絶好調。15日には早くも昨年の本数に並ぶ、16本塁打交流戦だけで打点20を荒稼ぎし、いつの間にか打率も2割6分台まであげてきた(16日時点)

6月に20本台に乗せた、2015年以来のハイペースであるが、彼の場合、まだまだ油断はできない。あの年は40本も視界に入るほど、快調にアーチを量産するも、後半戦極度の不振に陥って、けっきょく30本止まりだった。中田にはこれがある。

しかし、今シーズンにいたっては秀逸な成績を残して、気持ちよくFA宣言したいという想いが彼にもあるはず。昨オフも獲得が噂された、阪神の金本監督の前で打ちまくったのは好材料。できれば中田だって、厄介払いの体ではなく、ファイターズファンに"惜しまれながら”チームを去りたいだろう。‥それはそのまま昨シーズン、打順降格やスタメン落ちの苦杯を嘗めさせられた、栗山監督への「復讐」にもなるのだ。

 

一方、年間最多本塁打の自己ベスト更新が、確実なのは近藤健介。16日のヤクルト戦で8号同点アーチを放った。驚くべきは、故障から復帰後に、この8本すべてを打っていること。二軍の清宮よろしく驚異的なペースでアーチを量産している。

まったくもって故障前後で、近藤健介という、ふたりの別の選手を観ているようだ。ここのところのアーチ量産型の彼は、左右に鋭い打球を飛ばし、まるでスラッガーといった塩梅。"捕手あがり”の点でも被る、かつて北海道でも存分に豪打を披露してくれた、小笠原道大をも彷彿とさせる。

大谷翔平とちがい(?)左投手も苦にしない彼は、相手投手からすると、今もっとも攻略に手を焼くバッターの一人となるのではないか。勝負強さも際立って、現在7試合連続打点中と、バットで好調のチームをけん引。「4割」もいいが、まずは現実的に張本勲氏が持つ、球団シーズン最高打率.383超えを目指してみたい。

 

 

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