センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【そこに、愛はあるのかい】エースの芸能日誌 《7月19日版》

蚊って、気温35度以上で活動しなくなる‥というか、ずいぶんと鈍くなるようだ。

そういえば最近ヤツらを周辺で見かけなくなった。梅雨時期に施しておいた「防虫対策」が功を奏しているのかと思っていたのだけれど、本当のところは、この異常な暑さによるものなのかもしれない。

 

蚊も参る暑さ‥‥。行動が鈍くなるのはヤツラと一緒だが、人間の場合、ときに脳にも異常をきたしてしまう。イラつきやすくなったり、やたらキレやすくなったり。皆さまも身に覚えがあるのではないだろうか。列車内でのトラブルは比較的夏場に多い‥ような気もする。周りに迷惑をかけるくらいなら、せめて蚊のようにおとなしくしていてほしい。

思考回路が正常に作動しなくなってしまったのは、暑さのせいか‥それ以外の理由なのか。ある男の女の、真夏の夜の夢物語ーー

 

 

先日、ここでも触れたベッキー×片岡治大」の熱愛報道。態よく、一応歓迎する素振りはしておいたが、本音はどうでも良い(笑)。それよりも、彼に「ストーカー」がいたというのは本当か?

当該記事によれば、片岡コーチの熱烈なファンであったらしく、ベッキーとの交際発覚後に、SNSなどで執拗な嫌がらせを始めたのだとか。

‥まぁ相手はベッキーだ。その彼女の気持ちも解からないでもない(苦笑)。実際、筆者も二軍の試合に足を運ぶこともあるのだが、こういったタイプの女性はよく見かける。いわゆる「出待ち」系。選手になんとか顔を憶えてもらおうと、プレゼント攻勢をしかけたりもする。しかし、それも度を越えると、周囲に敵を多くつくってしまい、あげく選手にもウザがられる‥。

この程度で止めておけば、まだ可愛げがあったものの、物騒な書き込みまでし、警察沙汰となっては、さすがにシャレにならない。彼女の数々の奇行には、球団もほとほと手を焼いていたらしい。

もっとも精神的に不安定な部分もあったという彼女(※1)。単に『恋は盲目』の言葉では片づけられない気もする。ただ、この手の報道を目にするたび、若干羨ましくもある。

熱しやすく冷めやすい筆者は、ストーキング行為をするほど誰かを強く愛したこともなければ、逆にされたこともない。これはきっと自分が甲斐性なしだからだろう。見切られるのも片岡の脚力なみに、速い(笑)。‥その「極限な心理」というのを、人生で一度くらいは味わってみたいものだ。

 

 

高嶺の花 クリアフォルダ 石原さとみ 峯田和伸

 

 

野島伸司の迷走

 

初回二桁の視聴率を獲得し、まずまずの出だしとなったNTV系【高嶺の花】。

主演の石原さとみ以外、ビッグネームは大しておらず、おそらく彼女のスター性ゆえの好発進だろう。今の若い人たちに「ノジマブランド」は、ほとんど通用しなくなっているのだから。

 

プーさん(言うのも恥ずかしい)演じる峯田和伸‥。端から「イケてない男」の役柄があてがわれている彼は解りやすい。冴えない中年男が今後いかにして、石原演じる月島ももと“くっついて”いくのか‥という物語なんだろうけれど、第2話。やたら『掃き溜めに鶴』という言葉が用いられていた。普段から、日常的にこうした慣用句を使う方々は、そうそう見かけない。【101回目のプロポーズ】のごとく、主人公が武田鉄也とかだったらまだ解るけれど(笑)

 

あまり言いたくはないが劇中の設定がそうなのだから、敢えて言わせてもらおう。

 

「ブサメン」

 

が、主要キャストになるのは「野島作品」ではわりと珍しい。それこそ、武田鉄也以来の“快挙”かもしれない。今までは、本来はモテる男なのだけれど、どこか恋愛に対して不器用だったり、お人よしのような優男が、どちらかといえば多かった。たしかにこのほうが“ドラマ”にはなりやすい。

そして今回は『39年間彼女なし』の男。まさに究極バージョン。ビジュアルも、わりとリアル(笑)。容姿端麗な良家のお嬢と結ばれるわけ絶対にないのだが、そこは野島氏の得意とするところだろう。‥たぶん。

 

 

(※1)週刊新潮 2018年 7/19 号 [雑誌]

 

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