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【YMCA、不要論?】エースのやきう日誌 《9月21日版》

5回終了時のアレ‥「YMCA」インタバルって、本当に必要??

 

 

20日のホークス戦。ライオンズ戦とは打って変わって、初回から4得点をあげる“猛攻”。好守に、しばらく見かけなかったスクイズまで飛び出し、これが「地元効果」なのかと、中盤までは誠に勝ちゲームの運びだった。私も久方ぶりにのんびりとした気分で試合を観戦していたのだが、5回を終えたところで暗転してしまう。

 

それまで好投を披露していた先発のロドリゲス以下、あとを継いだ、今季安定感抜群だった公文克彦までホークス打線につかまり、5長短打で5失点‥。一気に逆転を許した。

半ば緊急登板のような形にもなった公文はともかく、ロドリゲスは一体どうしたのだろうか。5回終了時点で球数も多くはなかったし、球速が落ちただの、目に見えた変化も感じられなかった。ただ彼の投球を絶賛していた解説の岩本氏が問題の6回、暗にこのようなことを指摘していたのを、かすかに憶えている。

 

5回が終わったときに、一度、試合の流れが変わる

 

そう5回終了時、6回表が始まる前に行われる余興「YMCA」。正確な時間を測ったことはないが、おそらく5分前後は、あの踊りやらで時間を使っていると思う。氏は、まちがいなく“あの間(ま)”のことを指していた。余興にしては、たしかに長い。他球場のようにグラウンド整備だけなら、こんなに時間は要さないだろう。

阪神コーチの金村曉氏も、これと同じ話を解説者時代によくしていた。氏といえば「YMCA」が始まりだした頃から、第一線で投げていた投手。信憑性があった。伝わってきたニュアンスだと、こと投手に関しては“あの間”が非常に厄介であったと‥。つまり、その日の調子がよい投手ほど、できるだけ間をおかずに、よい流れのまま、試合に入っていきたかった‥という“投手側”からみた場合の、つい本音が出た意見だったと思う。

 

 

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‥まぁ、これの逆パターンもあり得るわけで、調子の出なかった投手が「YMCA」を機に、状態を取り戻すことだって考えられなくはないし、一概にはどうのとは言えない。けれども、6回以上を投げる先発投手にとっては、試合の流れと自身の投球のリズムが変わる可能性もある「YMCA」が一つの“分岐点”となっているのは、数々の証言から鑑みても、ほぼ間違いないだろう。

 

‥昨夜のゲームが幾分あからさまで、長い踊りがあるのは解りきっていることなのに、このような発言をしてしまった。「YMCA」への“当てつけ”と捉えられても致し方ないところだが、あらためて、本当にアレが必要なのだろうかと、厳粛に考えていた次第。

踊りを楽しみにしている観客も多いだろうし、ドームに訪れた修学旅行生の間では、あの時間が一番盛り上がるのも、私は解っている(笑)。だが、選手側の視点からみた場合は、おそらくNO。「YMCA」は不要‥‥。ファイターズファンを含めた野球ファンはどう思う?‥やめるなら、節電と試合時間短縮が叫ばれている、今こそだ。

 

 

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◇ストロングフィニッシュ?

 

今季すでに対ホークス戦の勝ち越しは決めているが、昨夜の敗戦で同カードは5連敗‥。今後、CSでも当たるであろう相手に、不安を残した、非常に嫌な締めくくり方となりつつある。だけに、なんとしても勝ちたかったのだが。先の西武戦といい、なにか上位チームには歯が立たないといったような先入観を、もう戦前から植え付けられてしまいそう。それだけは避けたい。両チームとの対戦はまだ残されている。全部とはいわないが(来月に運を溜めておきたいから)、少しは勝って終わらせておこう。

ロドリゲスに先発投手としての目途がついたのは光明。相手に苦手意識を植え付けさせたまま、やはり、あの5回で降板させる手立てはなかったのか。って、いいかげん私もクドいな。

とまれ残り十数試合、気持ちを切り替え目指すは「ストロングフィニッシュ」だ。

 

 

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