センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【「消化試合」とは言わせない?日本ハムが抱えたある特殊な事情】エースのやきう日誌 《10月4日版》

よく盗られる(やられる)んすよぇ......

 

 

以前、知り合いとそんなメッセージのやり取りをした。その方は主にプロ野球関連の記事を趣味で綴っていたブロガーで、私とは住まいがご近所だったことあり、仲良くさせてもらっていた。曰く、ネタをよくパクられるのだと。彼は商業ライターではなかったし、こうしてWEB上で文章を公開しているかぎり、仕方ないことなのだと嘆息。

‥まぁ、たしかにその辺りの“線引き”は難しい。あくまでネタを参考にしていたのであって「盗作」では、もちろんない。根幹となるネタを基にして肉付けするのは、ライターならお手の物だろう。ただし、それをどこで調べ、誰が書いたかにもよる‥‥。

 

おもうに、彼らの多くはネットを漁っているだけなのではないか。検索して、たまたまヒットした、一介のライターやブロガーが書いたサイトにたどり着き、それを参考にしつつ“我が物顔”で文章を書く。作品として発表する‥。趣味程度でやられている方なら、ぜんぜん構わない。その“作品”を世に送り出して、曲がりなりにも原稿料をもらっているライター連中に、筆者はいささか腹を立てているのだ。

私もネットを参考にすることはあるが、一般の方が書いた文章だと、いかんせん信憑性に欠ける。したがって、より確かな情報を得るために関連する書籍や昔の文献を求めに、ときに図書館へ繰り出すことだってある。‥それを“ないがしろ”にし、さも自分の手柄のようにしている、一部のライター。良いご身分である。

引用元を明記する以外にも、たとえば『このサイトを参考にしました』とか付け加えてあれば私の方だってサイトの宣伝にもなるから歓迎するし、または事前に一言連絡‥まで堅苦しくならないまでも、コンタクトを取ってきてさえすれば、こちらも迎合する。金さえ頂ければ、なんならゴーストライターになったって別にいいのだ(笑)

 

‥‥なんて、筆者もネットの特性やライター陣のネタ探しの苦労は知っているから、滅多にこういったことは書かないし、書きたくないのだが、先日発売の雑誌【NUMBER】の後ろの方に、それと思しき文章があった。『大物が抜けた翌年の日本ハムは躍進する』といった体。今年の春先に同義な文章を書いたことがあり、おかげさまでここにしては多くの人たちの目にとまったエントリだった。そもそも「大物」という表現の仕方に、2006年、小笠原道大以後の退団した大物選手と、翌シーズンの成績の軌跡‥‥。こちらが有名人ではないがゆえに、軽んじて“アイデア”をパクられてしまう。困ったものだ。このようなことを防ぐ意味でも、当ブログ名をまったく関連性のないものとしたのに(苦笑)

 

 

risingham.hatenadiary.com

 

如実にでた、西武と日本ハムのちがい

 

西武球団の元オーナーの堤義明氏が優勝の褒美として選手を『月旅行に連れていく』と発言したのが、今から36年前‥‥。それから、観光目的で足を運んだ者は、けっきょく誰ひとりとしていない。今度どこかの社長が月に行くらしいが、思ったよりも時間はかかっている、といった印象だ。

それにしても、今年の西武はあの根本・広岡政権時よろしく、補強が巧かった。しかも、シーズンの途中に。なかでも阪神から移籍の榎田大樹を称賛する声がよく訊かれる。初めから抑え起用を前提とした、外国人投手の獲得も的確だった。

半ば「緊急トレード」を得意としていたはず?の今年の日本ハムは、一件。岡大海藤岡貴裕。いくらロッテ側から持ち掛けられたトレードだったとはいえ、今現在、藤岡が戦力になっているとは言い難い‥。来シーズンに期待といったところか。

しかし、西武のように弱点が明確だと、補強もしやすい。なにせ打つ方は何にも不安材料がないのだから。知り合いのライオンズファンに『クライマックスは、日ハムと当たりたい』 と、皮肉たっぷりに言われてしまった(笑)。そらそうだろうな。貧打のハムに、エースの菊池雄星はホークスを大の苦手としている.......

 

 

堤義明の一日一訓―若き帝王、365の戦略

 

3日、札幌ドームで行われた試合も、ちょっとひどかった。先発の高橋光成はCSでも投げてこないであろう5番手、6番手。そんな投手を相手に8回までわずか2得点しかあげられない。序盤から四球連発で危なかっしく、順位確定前なら2回で降板させられていたかもしれない。

高橋を乗せたのは、やはり中田。初回、四球と安打でノーアウト満塁のチャンスに、初球を簡単に打ち上げて内野フライ‥。これを皮切りに、彼の前に置いた延べ7人のランナーを、すべて還すことができなかった。最終スコアは「3-7」であり、中田が4番らしく決めてくれていたらチームは勝っていた。

9回裏の無死満塁時も、併殺の間の1点のみ。打線は重症‥。そんななかで、相手の制球難に付け込んだ西川遥輝3盗塁と“荒稼ぎ”をした。連続盗塁王に向けて、大きく前進。

 

渡邉諒のサード起用(これはひどかった!)だったり、今は色々なことを試している時期なのだとは思うが、私にはひとつ心配の種が。

一応、控えめに書いておくけれど、万が一、ハムが日本シリーズに進出した場合。ペナントレースの勝率が5割ソコソコといったレベルでは、正直はずかしい。いや、私らはよくても『あーだこーだ』と外野から叩かれてしまいそうだ。‥できれば、3位は確定しているけれども、それに甘んじることなく、日本シリーズ進出するに、ある程度相応しい成績を、きちんと残しておいてもらいたい。最低でも貯金は5‥以上か。もっとも、これを言ったらセ・リーグの3位チームは、身も蓋もないと思うが。

 

最後に同日、お笑いタレントの明石家さんま氏がドームに来場してくれたそうだ。業種は異なれど、何十年も一線で活躍し続けてきたプロ中のプロ。接した選手たちも、得たものは大きかったのではないだろうか。

 

www.nikkansports.com

 

 

木田さん、今年のドラフトも本当に頼みますよ(笑)

 

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