センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【本当はもっとおそろしい不倫】エースの芸能日誌 《12月15日版》

伊集院光、マジで.......

 

はっ??

 

たまたま観ていた14日放送分【しくじり先生 俺みたいになるな‼SP】にてのこと。ゲストで出演していた南海キャンディーズ山里亮太に対して伊集院のある発言が超「上から目線」ぽくて、本気でムカついた。よくは知らないが、おそらくそういった形式の番組なのだろう。一応、それを踏まえているうえで。

 

『俺にはかみさんがいる。だからどんなときでも弱音をこぼす相手が傍にいた』

(山ちゃんも)家族を持った方がいい』

 

あまりにも腹がたち、この途中でチャンネルを変えてしまったので、一言一句正確ではないけれども、概ねこのような発言であったと思う。

 

余計なお世話だっつーの

 

家族を持ちたくても、それがなかなか叶わない人たちが大勢いる昨今‥‥よくもまぁしゃあしゃあと(苦笑)。山里のキャラ性を差し引いても、山ちゃんだからそう指摘したのだとしても、貴方にそんなコトまで言われる筋合いはないだろう。

‥極めて私事ネタになるが、私も親の死に目にひとりで立ち会ったときは、本当に辛く、そのときばかりは『となりに奥さんがいてくれたら』と、何度も思った。なまじ若くしてそんな究極すぎる経験をしたものだから、今更もうどうでもよくなってしまったが、仮に結婚願望のある現在独身の人に、伊集院と同じ助言をしたとしたら、相当頭にくるはずだ。結婚して、家族を持つことが偉い‥そんなに褒められたことなのかと。

相手がいて、タイミングがよければ、したいときにする。したがって親や、周りの既婚者にそれを“押し付けられる”覚えは、まったくない。

 

しかしどうだろう。最近伝わってくる報道を鵜呑みにするならば、結婚という契りを交わしたがために、どん底に突き落とされた人が、なんと多いことか。今週のセンテンススプリングも、フィギュアの小塚崇彦と野球の井口資仁‥のっけから W不倫ネタ(苦笑)。両者の趣きは少々異なるが、“奥さん”となった女性がモテ夫に泣かされ続けてきたことに変わりはない。

 

 

週刊文春 2018年 12/20 号 [雑誌]

 

どちらかといえばプロ野球の方に精通している筆者とすれば、井口の記事に関心が向いた。このたび18歳年下の元CAと「再婚」をしたらしい。知らされた者も少なく、ひっそりと。ここで『おめでとうございます』そう皆が声をかけられないのは、プロ入り時から支えて続けてきた糟糠の妻の存在があったからだ。記事によると彼女は今、失意の中にいる模様。

引退試合」の真実。ふたりの密会現場に不運にも立ち会い、多くの人にも目撃されていたリゾート地での「修羅場」。そして、若い新妻との出逢い‥。さぞ美しそうな新妻の容貌に反して、記事の中身は、けっこうドロドロだ。

とりわけ、昨年行われた「引退試合」のくだりは、球界のしきたりに倣ったもので、元妻はある種の“強制同伴”。これが事実だとすれば、井口は独りよがりであまりに残酷な男だ。先日、同じく球界から「DV疑惑」が持ち上がった元巨人・鈴木尚広と、つい両選手が引退試合で取った行動の比較をしてしまう。こんなにも片方だけの幸せが許されていいのか‥。殊更、結婚後のオトコとオンナは難しい。

 

 

◇おそろしい不倫の顛末

 

一部の遺体は首を持っていかれたという、筆舌に尽くしがたい残忍な殺害手口。容疑者と思しき男は、橋から飛び降りて自殺。迷宮入りもあり得た、一家が死亡していた先月の宮崎県での事件も、実は『不倫が発端だった』そんな情報が上がってきている......

 

news.nifty.com

 

 

にわかには信じがたいが、現時点ではこの線が犯人の動機である可能性が高いようだ。‥だとしても、関係のない者までも皆殺しである。不倫によって、ここまで駆り立てられてしまうとは。まさしく狂気の沙汰。やはり、決して“たかが”では済まされない、されどの「浮気」なのか。

 

筆者はいささかコレと似た事件を知っている。21世紀はじめに起きた【広島一家失踪事件】。失踪の日から一年以上経ったあと、一家4人を乗せた車ごと、ダムの底から発見された。警察が「一家心中」として処理したこの事件事故も、のちの聞き込みによって、不倫が引き金になったと、ほうぼうでウワサされている。妻の不貞に悲観した男の方が、一家を巻き込む形でダムに‥というものらしいが、むろん今となってはコトの真相は誰にも解からない。

 

“歴史的”な不倫で、個人的に印象深かったのは満州国の王でラストエンペラーこと、愛新覚羅溥儀。私は彼の本妻、ネットで見かけた婉容皇后に“一目ぼれ”した‥‥そんなエントリーを以前にも書いた憶えがある。

皇族の不倫‥‥仮に現代なら国を問わずに大スキャンダルに発展するところだが、別の男の子供を内緒で身ごもった婉容を、溥儀は絶対に許さなかった。この出来事を境に、両者の間に決定的な溝ができてしまう。夫は妻をあからさまに突き放し、やがて、孤独感に苛まれた妻はクスリに手を染めた......

 

 

本妻・婉容についてはほとんど語られず‥

わが半生 下―満州国皇帝の自伝  筑摩叢書 246

 

さすがに上記に記したようなケースは稀だろう。滅多にない事例とはいえ、異性関係のもつれから、ときに見境なくなってしまうのが人間‥いや、この地球上に生きる動物の性(さが)である。

「愛」だけではない、結婚に際してはどうやら強い「覚悟」も必要だ。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ