センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【フリーザさまと宇宙のお話】エースの映画日誌ミニ 《2019年1月17日版》

どこかのシャチョさんが「月旅行」を画策し、とある飲料メーカーのCMでは近未来の「月面基地」の様子が描かれている。古来より、人々を惹きつけてやまなかった星‥‥それが月である。

 

しかし、だ。アレは美女と一緒で、遠くから眺めているから綺麗なのであって、遊びに行ったり、まして人間が住めるようなところではない。“住む”のであれば微量の大気と、水の痕跡が残されていた火星のほうがよほど現実的なのだと、素人の私でも解かる。

ならば、なぜ人は多大なリスクと巨額のカネを注ぎ込んでまで月へ向かうのか‥‥その“答え”らしき文章があった。

 

今後は、月に豊富にあるレアアースや、“夢のエネルギー源”といわれるヘリウム3の採取が進められる思われます (※1)

 

今月、世界で初めて月の「裏側」にたどり着いたとされる、中国の無人探査機について触れた記事。‥‥なるほど、そういうことであったか。いかにもニンゲンらしい発想だ。これが本当にできるならば、たしかに元は取れるのかもしれない。

空想の中の世界‥‥そう嘲笑っていたあの映画も、あながちデタラメではなかったのだ。月に囚われた男――

 

 

月に囚われた男 (吹替版)

 

 

2009年公開のアメリカ映画。サム・ロックウェル主演。

(MOON)で任務にあたっている、孤独な宇宙飛行士の話。この男はいったい何者なのか‥。冒頭からして、かなり謎めいている。そんな変わらない退屈な日々を送り続けるなかで事故に遭い、彼は大怪我を負った。ここから急激に物語は動きはじめ‥‥。

 

アチコチ映像が切り替わり、なにかタダゴトではないのは判っていた。が、男が月に送り出された真の目的、男の正体、そのすべてを理解したとき‥‥私はまた別種のニンゲンが持つ可能性と、底知れぬ“闇”を知ったのである。

むろん、現実としては到底あり得ない設定だけれども、悪くはない「アイデア」と思った自分も、きっと“まとも”ではない(苦笑)。未視聴の方は、この筆舌に尽くしがたい、何ともいえない奇妙な余韻を感じてもらいたい。昨年の「カメ止め」よろしく短期間かつ低予算で創りあげた、ダンカン・ジョーンズ監督によるトリッキーな一作。

 

 

ドラゴンボールZ 復活の「F」

 

“宇宙繋がり”というのは、さすがに無理やりすぎか。‥ただ現在、「Z」が東京MXテレビで再放送をしている。魔人ブウと絶賛大格闘中。影山ヒロノブが唄う【僕達は天使だった】が名曲すぎて泣ける。

 

さて、今回は2015年に公開された映画の方、復活の「F」編について。こちらは昨年暮れ頃に放送していたテレビで視聴。悟空とベジータのWサイヤ人共闘‥でも、最後はやっぱり悟空が敵を仕留める‥‥いやいや、実に麗しくまとまっていた。

タイトルのとおり、フリーザの復活が本作品最大の目玉だったはず。確かにコイツを死なしておくのはもったいない。一個人的にはコルドを『パパ』と呼称しているところが、えらく気に入っている....

 

パパは復活させないでいい

Annihilation

(C)amazon

 

だが今回、私がフリーザよりも驚いたのは、亀仙人だ。なんとピッコロや悟飯らと同等であるかのごとく、前線で戦闘を繰り広げていたのである。相手がいくらザコだったとはいえ、平常時の戦闘力150程度のあの老師が、往時を彷彿とさすキレっキレな立ち回り。

‥こんなご老人に闘わせておいて、“置いていかれた”ヤムチャチャオズは、家で何をしていたのだろう。お前らにも出来ることはあったはずだ。

久々の実戦なのか、最後はスタミナを切らしていた模様だが、武術の達人は「健在」であった。亀仙人の功績は大きい。われわれ地球人の誇りだ。むしろ本作品は【復活のK(亀)】である。

 

 

《関連》

(※1)週刊新潮 2019年 1/17 号 [雑誌]より

 

 

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