センテンス・オータム

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【つれづれなるままに「Fsキャンプ終盤日記」】エースのやきう日誌 《2019年2月21日版》

『そういう星の下に生まれた男』

 

そんなセリフをスポーツ界を中心に、よく耳にするのだけれども、ポジティブな意味で捉えられるケースがほとんどだろうか。

だとすれば、裏のケース。どうも渡邉諒が足を負傷したようだ。長い下積み生活を経て、ようやく昨年つかみかけたレギュラーの座を確かなものとする、この大事な時期に、長期離脱とは‥。全治4、5週間で、もはや開幕は絶望的。不可抗力とはいえ『持ってない』と言わざるを得ないだろう。

いうならば彼の代わりにポッと出てきて、たちまちレギュラーをつかんでしまうのが、「表」のケースの男。それは一体どの選手だろうか......

 

 

いやいや、最初から辛辣な意見を述べてしまってすまない。

スッポリと空いたセカンドのポジション。横尾に石井と、候補はけっこう多いが、攻守でもっともバランス取れていたのが、渡邉ではなかったか。だから首脳陣方も多発した細かいミスにも目をつぶって、積極的に起用してきたはず。中田翔の故障はともかく(軽度という意)、渡邉の離脱は殊に残念だった。

 

 

◇「谷内亮太」株が急上昇

 

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‥‥ほう、上の日刊の記者。なかなか熱く書いているではないか。正直、谷内という選手を私自身詳しくは存じ上げていなかったのだが、参考になった。栗さん、金子コーチが絶賛とは、これまた頼もしいかぎり。

トレード決定時、三塁が本職のようなことを訊いた。併せて二塁もこなせるのなら有難い。‥のなら、伸び盛りの太田賢吾を出す必要はなかったと今更ながらに思うのだが、これは言っちゃいけないな(苦笑)。打撃もアピールできたという、動画でも確認。男っぷりも良い。ファイターズで存分にヤチってほしい。

 

斎藤佑も決死のアピール


斎藤佑樹またも好投!

 

 

◇野手転向

 

白村明弘(はくむら)の突然の野手転向に驚かれたファンも多かったのではないか。私も‥いや、大勢の人たちが『まだまだやれる』そう感じていただろう。なにせ、あの150キロ近い豪速球は未だ健在なのである。

今だからこそ言えるが、白村など、まさに格好のトレード要員だと思っていた。近年伸び悩み気味の彼を、ひそかに欲しがっていた球団は多いのではないかと。‥そうでなくても、まだ27歳。それこそ石川直や井口に勝るとも劣らぬ球威で、またいつか「勝利の方程式」に食い込んでくるのではなかろうかと......

 

DH制のあるパ・リーグで、白村の打撃までは、さすがに注視していなかった。アマチュア時代の戦績も、筆者は知らない。‥その年齢でのコンバートは成功者の糸井嘉男よりも遅く、相当勇気はいったろうが、もちろん、ヤレる自信がなければ、こうした決断はできない。首脳陣方も「野手・白村」が持つ可能性と、高い素質を認めている。

 

もっと遡れば、やはり投手としても成績を残していた故・工藤幹夫氏が28の齢に、野手転向。氏のケースは肩の故障が直接の原因だったけれど、白村はちがう。おそらく身体は元気なはずだ。

勝ち星はおろか、登板さえ果たせなかった糸井とちがい、すでに一軍で6勝もあげていた白村が打者として、どこまで数字を伸ばしていけるのか。‥ファンには新たな楽しみが増えた。

 

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