【ハケン占い師アタル】のオープニング曲「ウィリアム・テル序曲」を聴いて、なんとなくテンションが上がってしまう――
西の方に住む人を中心とした、野球ファンあるあるであーる。
同じ西の方のチームでも、カープのファンはずいぶんと優しいのね。広島凱旋の丸佳浩を拍手でお出迎え‥‥か。この前個人的にお会いした埼玉西武のファンなんか、集団で浅村栄斗(楽天にFA移籍)に大ブーイング浴びせてやろうという画策までしていた。‥たぶん彼らはガチ。埼玉帰りの浅村は、覚悟しといたほうがいい?
◇「清宮幸太郎選手」報道について
全道パニック!
清宮幸太郎の骨折が判明、手術で前半絶望か.......
率直な感想を言わせてもらうなら、一言
ガッカリだよ!!
かつて一世を風靡した芸人の決めゼリフではないけれど、本当にね‥。今年は開幕からバリバリやって、今年こそ「キヨダンス」を全国区にするんじゃなかったのか‥。事前のオープン戦に“強行”出場させるような話をしていた栗さんの心痛を思うと、こちらも辛ひ。
まもなく行われるメキシコとの強化試合。サムライの代表に選出されていたというのも、やはり背景にはあったのだろう。本人だって無理をしていた部分も、多少あったかもしれない。‥結果的にその代償は、あまりにも大きかったわけだが。
「ケガが多い子」‥‥彼にそんな印象を持たれた方も、けっこういらしたのではないか。確かに、ここまでの“清宮クン”は、ケガや病気といった多数のアクシデントに見舞われている。
ただ、これは何も清宮だけに限った話ではなく、ファイターズでいえばダルビッシュ、中田翔あたりの選手も、入団当初は非常に故障が多かった。大谷だってそう。いわば、まだ体が出来上がっていない高卒選手の宿命‥とまでは言わないまでも、その大部分が通る道なのである。
だから、清宮もここを乗り越えてほしい。立ちはだかる幾多の壁を乗り越えて、スター選手の今日があるのだ。‥もっと言わせてもらえば、大阪桐蔭時代あれほど騒がれた中田も、プロ入り後の2年間はまったく戦力になれなかった。その点、清宮は1年目から一軍で結果を残している。力があるのは間違いない。
復帰時期は、交流戦頃というのが今のところ、もっぱらの見方である。こうなってしまった以上は、極端な話、復帰は夏場だろうが秋口だって構わない。慌てず騒がず、まずは体調を万全に整えてから。その暁、清宮が優勝の「使者」となれればいい‥‥。
ただでは済まさない策士の栗さんなら、ドラマチックなビジョンがすでに頭の中で描かれているはずだ。【スター・ウォーズ エピソードX「最後のピース」】。主演はもちろん、清宮幸太郎――