センテンス・オータム

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【それぞれの「イチロー」& We Are the Champions】エースのやきう日誌 《2019年3月22日版》

もはや称賛の声しか聴かれない、映画【ボヘミアン・ラプソディ】。

 

 

そこでQueenの楽曲を初めて知ったという方も、けっこう多いのだそう。私は‥‥というか私たちファイターズファンは、稲葉篤紀氏が以前、Queenを登場曲にしていたのもあって、比較的耳にする機会も多かった。

 

でも‥それでも、あのときのインパクトに敵わない。2006年10月26日の夜10時ごろ。44年ぶりの日本一を決めた直後から、札幌ドーム場内で【伝説のチャンピオン】が、ずーっと 流されていたでしょう?

新庄とか森本とかセギノールが抱き合って喜んでいた、まさにその時間に。‥‥忘れられないよね。あぁ、ようやく「チャンピオン」になったんだって。Queenで実感。まぁ“ベタ”と言われれば、それはたしかにそうなのだけど(笑)

 

 


we are the champions~伝説のチャンピオン~ Queen

 

 

イチロー選手引退報道について

 

40歳を過ぎても、当たり前のように規定打席に達して、3割くらいなら普通に打てると思っていた。あのイチローでも、さすがに年齢には抗えなかったか‥‥。「日本凱旋試合」は、2戦で無安打に終わった。

 

巨人とのオープン戦から観戦していたが、打席上で“もがく”彼を観ながら、同時に、どこか懐かしさも憶えていた。思うような打撃ができなかったWBCの頃と重ねる人が、巷では多かったけれど、そのときではない。ファンの視線を一身に集め、みんながイチローのヒットを願った姿が、ブルーウェーブ時代とダブって見えたのだ。

当時、震災復興のシンボルのようにもなっていたイチローは、パ・リーグの星でもあった。イチロー見たさにヒトが球場に集まる‥‥。ON時代を知らない筆者にとって、個人で「集客力」を持ったヒーローを見るのは、彼が人生で初めてだった。

 

 

国内最大のヒット株主?岩本勉氏インタビューあり

Number(ナンバー)974号「イチローを見よ。ICHIRO OPENING 2019」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))

 

 

メジャーで年間安打記録を塗り替えようとも、連続200本安打をいくら続けようとも、その都度感じていたことがある。当然日本では大打者として崇められているが、はたしてアメリカでのイチローは、どのように国民の目に映っているのか‥‥評価されているのだろうかと。

これを、より考えるようになったのは、通算安打記録を樹立した際にコメントを求められたピート・ローズ氏の報に触れてから。なにか、“日本でやってきた”イチローが、一段下に置かれているような気がしてならなかったのだ。

 

 

www.sankei.com

 

しかし、凱旋試合を通じて‥‥あのケン・グリフィージュニアが熱心にイチローをカメラで追っていた姿を見て、アメリカ国内でも「尊敬」されていることが、それだけでもう、十分に伝わってきた。イチローはまちがいなく「世界のICHIRO」だった。

 

 

ピッチャー西崎に代わりまして、イチロー

 

オールスターでの「衝撃登板」から23年‥‥。かつてマウンドにも上がった東京ドームで現役生活を終えた。敷地内にあったTODOショップ。そこで下敷きを買ったのを憶えている。彼が守備に就いているときのもので、打撃シーンを収めていた下敷きではなかった。

「レーザービーム」が有名になる前からイチローの肩を知っている‥‥。それは私が世界に誇れる、たったひとつの自慢だ。

 

 

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