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【恐怖の「球場熱」&左腕王国到来?】 エースのやきう日誌 《2019年4月11日版》

福岡ソフトバンクとの今季初カード......

 

 

初戦が引き分け。2戦目は延長の末、ファイターズが勝利を収める。いずれも接戦だった。昨年から続いていた対ホークス戦の連敗が「7」でストップポストシーズンを除く)。柳田、グラシアル、中村晃が不在で、ようやく“互角”に戦えるのかと思うと、いささか寂しい思いもするが(苦笑)

 

このカードは面白くて、逆にファイターズの7連勝が前半戦にあり、最終的にも勝ち越していた(13勝12敗)。なかでも4万5000超の大観衆を呑み込んだ「鷹の祭典」in東京ドームにおいては、ファイターズが連夜の二桁得点。‥途中、清宮幸太郎の登場で大盛り上がりしていたのは、客の大半が親元の“バンク関係者”だったからか? 熱狂的なファンが巣食う福岡では、まずお目にかかれない光景であった。

 

 

ファンが熱狂的なスタジアムといえば、その福岡と千葉(ZOZOマリン)あたりが有名。しかし、両球場は筆者にとって、大の苦手というほどでもない。これは昨年にも書いたのだが、近年はメットライフドーム楽天生命パーク宮城の方がキツイ。ビジターとしてあそこに乗り込むと、なにか“息苦しさ”のようなものを覚えてしまうのだ......

 

risingham.hatenadiary.com

 

あの圧迫感、あの球場を取り囲む熱の源は、一体なんなのだろう。「一体感」などといった、おそらく人為的な要因だけでもないはず。‥宮城はともかく、所沢にはそれなりの数のハムファンだっているのだ。

向こうに「チャンステーマ」を奏でられた日には、私までプレッシャーで押しつぶされそうになる(苦笑)。選手にも、少なからずその影響はあるのだろう。先週、仙台で行われた楽天戦でファイターズは3連敗を喫してしまった。完全にスタジアムの空気に呑まれていた。‥‥今年も仙台と所沢の球場に行くのが半ば恐怖である。

 

とはいえ、各地で地域密着が成功しているのは、第三者的にみても喜ばしいことだ。なかなか文章では伝わりきらない部分もあると思うが、ソレをぜひ皆さまも肌で感じてもらえれば。移転当初の頃と比べ、同様な「熱」が昨今あまり札幌ドームで感じられないのが、少し淋しい......

 

 

◇令和元年は左腕王国?

 

10日の試合。11回裏2死、ホークスが一打サヨナラの場面。

 

打者・上林誠知にオール・ストレート勝負で臨み、球速は149キロを計測。最後のクロスファイアに手も足も出ず、三振。 公文克彦(27)が一軍の舞台に帰ってきてくれた――

 

www.nikkansports.com

 

待ち望んでいた男。これで開幕時には「左一枚」だった、宮西尚生の負担もだいぶ軽減できる。宮西にはないスピードボールが持ち味。左投手の149キロは、打者も相当速く感じるだろう。

速いといえば、広島新庄高時代に計測したという150キロにまだ及ばないが、三年目の左腕・堀瑞輝の球速も目に見えて増してきているのが解かる。堀まで戦力になるようなら大きい。ゲーム中盤から、惜しみなく左投手を継ぎこんでいける。

 

先発要員の加藤貴之、上原健太の両サウスポーも好調を維持。蓋を開けてみたら、なんだかんだで人材はいるではないか(笑)。昨シーズン途中にトレード移籍してきた藤岡貴裕も、先日観たファームの試合で、ずいぶん力のあるボールを放っていた。

中継ぎに比べると幾分手薄な先発陣。昨年経験を積んだ北浦竜次、宮台康平あたりの台頭も待ちたいところ。

 

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