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【金子弌大手記で見る、理想の○○&ホークスのピンチに‥‥】 エースのやきう日誌 《2019年4月19日版》

最終回、ショートからの送球がファーストのグラブからこぼれ落ち、ファイターズに決定的な追加点を与えてしまう‥‥。ジョーイ・メネセスのプレーは週末の「喝!」必至だ。

こっちに問題があったんだ!と言わんばかり、しきりにグローブを弄っていた彼。たぶん、性格は良い方だろう。前の試合では、代走で出て行った谷内に対し、頭を下げて律儀にお辞儀。ファイターズ戦になると、やたらに打つのさえ除けば、僕は君のことが好きになりそうだ........

 

 

16日からの対オリックス戦。なんとか同一カード3連敗は免れた。勝利の立役者は、金子弌大。糸を引いたように美しい軌道のストレートが、コーナーにビシバシと決まる。ようやく金子らしい投球を拝めた。

5回1安打投球無失点。移籍後初勝利で、史上18人目の全球団勝利達成。そのヒットも5回に初めて浴びたものだったけれど、それがなくても栗山監督は交代させていたのだろうか。‥NUMBER最新号、2007年の日本シリーズ山井大介に関する記事は読みごたえあった(※1)

 

来たからにはどこのポジションでも投げる‥は建前で、内心はやはり、先発をしたいのかと思っていたら違っていた。むしろ、リリーフの方がやりたかったという金子の想いが綴られた手記を見かける。仕事が早い報知、グッジョブだ。

 

最新!

hochi.news

 

ほとんど面識がないのに、下の名前で呼ぶ栗さん(笑)。球界広しといえど、今そうしているのは氏と、巨人の原監督くらいではないだろうか。その原サンとてオールではない。親近感を持ってもらったり、相手と距離を縮めるのに、この“下の名前”で呼ぶというのは、なかなか覿面(てきめん)らしい。ただし、同性の場合にかぎる。シチュエーションによってはセクハラと受け止められない。いろいろ難しい世の中になった。

 

しかし、栗さんほどの御方が巷でよく見かける「理想の上司」ランキングに、なぜ加わってこないのかが不思議。栗さんなら、きっと部下を気持ちよく働かせてくれること請け合い。所ジョージより、栗山英樹推奨(!)栗さんのような人間に、一度、僕も下の名前で呼ばれてみたい。

 

 

未徹在

 

 

◇外野手が‥いない?

 

今年のプロ野球は、少し面白い傾向が見られる。各球団で得意・不得意が顕著なのだ。東北楽天日本ハムに3タテ喰らわせたと思ったら、次のカードでそれまで最下位にいたオリックスに負け越し。逆に日本ハムが3タテしたロッテは直後に、首位のソフトバンク相手に3連勝してみせたり。‥おかげで飛びぬけて走っているチームもないので、開幕から調子の上がらない日本ハムとすれば助かっている。

“一人敗け”しそうだった千葉ロッテは、ソフトバンクに圧勝して息を吹き返してきた。どうせ後から這い上がってくるチームだ。ロッテにかぎらず、ソフトバンクが主力不在の今のうちに、勝ち星を稼いでおいた方がいい。

 

‥‥とはいったものの、他人事ながらも、さすがに心配な事態になってきた。なんでも故障者続出で、外野手が足りない状況に陥ってしまったのだとか。

 

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昨年も同様な事由で捕手が足りなくなり、緊急トレードを行った。日本ハムから市川友也を半ば譲り受ける形でその場は凌いだが、今回はどうするつもりだろうか。これに代表される、いかんせんお人好しなところがある球団だけに、そういった面での心配も若干ある。いくら二軍にいるからってT口雄也とか放出したら、ギャルの大群が球団事務所に押し寄せるぞ(失笑)。正念場のソフトバンクの動きに、こちらも戦々恐々?

 

 

中田翔の明日

 

開幕カードのオリックス戦で予想外の活躍をみせ、毎度辛辣な意見を並べている筆者も、慣れない事態にいささか戸惑ってしまった(苦笑)。この打棒が続けばファイターズの開幕ダッシュも期待できる‥‥そう、僕なりに最大限の賛辞を贈ったつもりだったが、結局あのカードだけ。以後パッタリと当たりが止まった。いくら何でも、もう少し続くのかと思ったけれど。

 

とにかくホーム以外で打てない。中田がこんな調子だから、チームもビジターでは圧倒的に負け越している。それどころか、前後を打つ打者までも不振に陥ってしまい‥‥。

中田の打順に“こだわらない”ようなことは、たしかに開幕前から監督も口にしていた。しかし現状、誰がどう見たって『4番を外された』ようにしか映らない。まだ各チームとの対戦が一巡したばかりの頃だというのに。

 

今年も中田はナカタのままなのか‥‥。相も変わらず気は重い。「長期スランプ」が、だんだんと慣れてきた僕らも、相当打たれ強くなった。

 

 

《参考》

(※1)Number(ナンバー)976号「完全保存版 イチロー戦記。」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))

 

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