センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【首謀者は誰だ?「サイレントトリートメント」に哄笑するの巻】 エースのやきう日誌 《2019年5月24日版》

前日まで今季初の4連敗を喫し、一週間遠ざかっていた勝利の味は格別だった......

 

 

23日の楽天戦は終盤に打線が爆発。終わってみればファイターズの圧勝に終わった。この試合、何から語ろうか迷うが、アノ男の話題に行く前に、まず相手先発「辛島航」について。5回で5得点を奪った攻撃‥。正真正銘、苦手左腕をようやく“攻略”できた。

これを機に苦手意識を払しょくしてくれたらいい。ただでさえ向こうにはファイターズにとって天敵中の天敵・岸孝之がいる。同じチームに2投手も天敵がいては、さすがに苦しい。一度、攻略しさえすれば、もう重点的に辛島を当ててくることもなくなるだろう。今後を見据えても大きな一勝だ。

 

浦稔大が今季2勝目。札幌ドームでは2戦10イニングを投げて1安打しか許していなかったが、この日は5回を被安打4、四死球2で1失点。それでも前日、有原航平から5点を奪った好調楽天打線相手に、内野ゴロ間の1点のみ。十分に先発の役目を果たしてくれた。札幌ドーム以外での登板も、そろそろ観てみたい。

 

北海道出身(帯広)というのも背景にはあったかもしれないが、ファイターズは本当に良い投手を獲得した。巨人とともにヤクルトさんは、たいへん優秀な選手を供給してくださる(笑)。抑えを予定していた石川直、ハンコックが不調に陥っていた春先の戦い、秋吉亮を獲っていなかったら今頃どうなっていたか‥。

近年成績は落ち気味だったようで、筆者も半信半疑でいたのだが、心配ご無用と言わんばかり、安定感は右投手ではナンバーワン。杉浦と秋吉は、もはやチームに欠かせない戦力となっている。‥逆にこちらからヤクルトに渡った太田賢吾と高梨裕稔も、一軍で活躍中とのこと。両球団は実に良いトレードをした。

 

そういえば監督もヤクルトOBすね

FIGHTERS MAGAZINE No.50 2013.6月号

 

打の主役は、 谷拳士。まさか、まさかの2打席連続弾。しかも「左右両打席」のオマケつき。これは現役時代同じ両打ちだった栗山英樹氏も達成していない偉業。“監督超え”を果たした杉谷は今後、胸を張って出場をアピールしていい(笑)

 

ファイターズではフェルナンド・セギノール以来。お立ち台で名を挙げられたこともあり、ネット上では「セギノール」というワードが溢れかえっていた。‥あらためて彼の成績を追ってみたら、なんと通算で9度も記録している(Fでは4度)。典型的なパワーヒッターで、どちらかといえば左打席の方を得意にしていたと記憶。大舞台にも強かった。

球団史に残る“伝説の男”と肩を並べた杉谷に、ベンチのナインは「サイレント・トリートメント」で祝福? ‥‥筆者もあの場面、何度も観ていたが、とりわけ西川・大田、黒羽根・平沼の「スルー具合」が傑作。‥無表情加減といい、彼らは役者の才能もあるのではないか(笑)。すばらしい。

さすがに二回目はないと思ったが、次の打席ですぐさまホームランを放って同じことをされてしまう杉谷‥‥。こんな、別の意味で“持ってる”男、プロ野球界で)今まで見たことがない!

 

 

NHKのインタビュアーに『スギノール』言わすなw

youtu.be

 

 

◇ファーム短信

 

本日24日付けで清宮幸太郎、1軍復帰報道――

 

www.nikkansports.com

 

手術明け当初は、復帰が6月以降にずれ込むだろうと言われていたから、それよりは幾分早まった格好。ただ、ファームでは守備に就いていなかったし、仮に一軍戦線に加わったとしても、出番はだいぶ限定されるのではないか。チームは一時期の「貧打」からは抜け出し、バットが振れている選手も、今は多い。焦る必要はなく、時期尚早のような気もしたが、何らかの意図があるのだろう。

 

「清宮復帰」で個人的に着目している点は、彼の“勝ち運”だ。実、清宮が二軍の試合に出始めてからの8試合、チームは6勝2敗(23日まで5連勝中!)と調子を上げてきており、いつの間にか、最下位から脱出していた。清宮が加わって単純に打線に厚みが増したこともあるだろうが、しかし結果だけみれば、極端に打っていたというわけでもなかった。‥‥となれば

 

周りの空気やチームの流れを変えられる何かを、彼は持っている――

 

そう考えると今の、直前まで連敗中だった「本隊」に合流させたくなるのも納得で、“人智を超えた何か”とかは、いかにも栗さんが好みそうである(笑)

清宮がチームを変えるのか‥‥正確には、清宮がチームにさらなる好影響をもたらしてくれるのか。遅ればせながら、今年も背番号「21」から目が離せない。

 

 

にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ