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【GF緊急トレードに‥‥本音失礼(F寄り注意毒)】 エースのやきう日誌 《2019年6月26日版》

本日は急きょ予定を変更し、26日に読売ジャイアンツ北海道日本ハムファイターズ、両球団から発表された「交換トレード」について語ってみたい.......

 

hochi.news

 

 

北海道日本ハムにとっては毎年恒例というか、交流戦が終わった頃に何らかの動きがあるのではと睨んでいたが‥‥シーズン途中とは思えぬ「ビッグネーム」揃い。久々に胸躍るトレードだった。

 

まず、吉川光夫の“出戻り”に仰天。そもそも3年前に大田泰示との交換で手放した選手である。彼を呼び戻すために、こちらも、一年前の電撃トレードで千葉ロッテからやってきた藤岡貴裕を巨人へ‥。なかなかの「わらしべ長者」ぶりだ。

 

メディアを通じて、今シーズン吉川が苦労していたのは知っている。中継ぎは、第一期ファイターズ時代からほとんど経験がなかっただけに、不慣れな部分があったかもしれない。今後ファイターズでは、骨折をした上沢直之の穴埋めを期待するという報道も、一部で見られた。酸いも甘いも噛み分けた思い出の地で、かつてのMVP左腕が甦るようなら、確かに、これ以上ない“穴埋め”となる。

 

打撃に定評がある、宇佐見真吾を獲得できたのも大きい。どうせ獲るのなら、もっと早く、清水優心が戻ってくるまでに‥という思いも若干脳裏をかすめてしまったが、それはまた別の話。本職の捕手として起用してもいいし、ただその場合、ますます左バッターに偏った打線となる。右打ちの清水、石川亮も近ごろ打撃好調なだけに迷いどころだ。‥ともあれ、同じ捕手でも岸田(行倫)とか中途半端なところにいくよりも、宇佐見の方がはるかにロマンを感じる。

 

 

守護神、候補のままファイターズを去る.....

日ハム 鍵谷 陽平 クリアファイル

 

 

純道産子投手、鍵谷陽平の放出を残念に思うファンも大勢いただろう。ファン目線でいうと確かに複雑だが、心を無にし、“ビジネス”の観点からすれば今回のトレードはファイターズに分があったのではないか‥‥少なくとも私はそう思う。

 

けっきょく、鍵谷は変われなかった。今いる鍵谷と、プロ入り当初の鍵谷に、おそらく大差はない。毎シーズンそれなりの成績の残すけれども、もう一つ上の階段を昇れなかった。

彼が現在(いま)に至るまで、確固たる勝ちパターンの継投に組み込まれずにいたのは、調子の善し悪しがあまりにも激しかったから。‥それは人間だから、そういうこともあるが、圧巻の奪三振ショーを見せる日もあれば、四球を連発してベンチに引き上げてくる日も、ままあった。さすがにこれでは信頼を得られない。

 

「決め球」の習得は、もう何年も前からテレビ解説者の口から聴いていた。150キロ超のストレートがありながら、殻を破れずにいる鍵谷をもどかしい想いで観ていたのは、関係者も一緒だった。

藤岡にしてもそう。ファイターズではことごとく制球難を露呈。球威も、マリーンズ時代より、だいぶ落とした印象‥。正直、伸びしろは感じられなかった。両投手とも、環境が変わることで、何か更なる飛躍のキッカケをつかんでくれたらいい。

 

どちらが“徳をした”とかはもちろん現時点では分からないが、筆者はこのトレード‥吉川光、宇佐見の獲得には「満足」している。

 

 

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