この前、知人数名に「週刊文春」を毎週読んでいると伝えたら驚かれた......
周りに読者は一人もいなくて、なにか“変人”を見るような目で見られてしまった(笑)。とりわけ文春にかんしては昨今勢いがあるし、女性の読者も増えてきたと訊いていたから、さも当たり前のごとくな口調がいけなかったのかもしれない。こちらだって芸能ゴシップネタばかりに目を通しているわけではないのだが。政治、経済、事件事故、スポーツ関連の記事まで、何でもくまなく読む。
現在買って読んでいるのは大体、大手4誌。これだけあると、さすがに読む時間を確保するのも大変で、週刊朝日とサンデー毎日は隔週になったりもするが、前述のとおり文春と週刊新潮はカバー。主にブログ記事作成のためのネタ収集、秀逸な文章の書き方習得が主な用途であったのだけれど、考えてみたら、それらはほとんど活かされていない(失笑)
せっかく新鮮‥でもないが、わりと流行や今話題となっている情報を仕入れているのに自分一人の中で留めておくのはもったいないぞ‥‥どうせなら未読の皆さまにお裾分けしようではないか‥‥ということで、これからできるだけ毎週、筆者が個人的に気になった記事や連載を幾つかお届けできればと思う。
初回となる今記事では、最近文春よりも気に入っている「週刊新潮」7月11号からチョイスしてみた――
◇1.オウム「新実智光」「土谷正実」未亡人が明かした「最期の肉声」
オウム真理教、主要幹部の死刑執行から早一年‥‥。新実・土谷両元死刑囚の妻が取材に応じ、現在の心境などが綴られた特集。よりインパクトがあったのは新実のほうか。死の直前まで書いていたとされる“獄中日記”の内容が一部、当該記事で明かされている。妻も初めて知った、驚くべきその内容とは。
ここから余談。獄中結婚をした新実夫妻は、これまでも何度か週刊誌で取り上げられている。元信者の妻が不倫をし、死刑囚の夫が相手を訴えた‥‥たしかそんなテイ。以後、夫婦の動向が気になって、ちょこちょこ「奥様」のブログを覗いたりしていたのが、内容は拍子抜けするくらい、いたって普通なのである。
まぁそこは彼女も「ブロガー」として、割り切って書いていたのかもしれない。が、あるときは“飲み会”の告知をしていたりと、わりとオープンな感じだったのには面食らった。なお、今回は新潮取材では殊勝に応じている。
◇2.「市井紗耶香」が野党第一党の目玉で甦る「今井絵理子」の悪夢
偶然なのか、合わせてきたのかは明記されていなかったが、巻頭のグラビアでタレント議員の先輩・蓮舫氏のコーデと“まる被り”を指摘されている市井紗耶香、35歳。ご存知元モーニング娘。の人気メンバーである。
芸能界で同時期に活躍していた今井絵理子と市井は同い年。記事によるとそれ以外にも、両嬢の共通点は多いらしい。私生活では4児の母親だったことを、当記事で初めて知った。一時は後藤真希にも迫る人気を得ていたなかでの、突然のモー娘。離脱。ずいぶんとファンを失望させた記憶‥。令和の時代では、いかに多くのお母さん方から支持を得られるかが、当選への鍵となろう。