センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

今週のキになった記事セレクト【サンデー毎日編】2019.7/29

サンデー毎日」での一番の楽しみが、コジローの4コマ漫画【いつでも梅を】を読めることだ......

 

 

こんな文章を書くと読売新聞でコボちゃんにしか目を通さない輩(かつての筆者)と同じでバカっぽく聴こえるかもだが、本当の話だから仕方ない。毎回風刺をきかせた鋭い切り口で、落とし方が絶妙。メインキャラの周辺にいる人物の表情まで嗜むのがツウの愉しみ方。

参考までに、コジロー氏は「スポニチ」でも連載を持っており、時おりそこで描かれる北海道日本ハムファイターズ栗山英樹監督が“つぶらな”瞳をしていて、えらく可愛らしい(笑)

 

当該号では免許返納ネタ

 サンデー毎日 2019年 7/7 号【表紙:香取慎吾】

 

 

漫画といえば、蛭子能収氏も【ニンゲン画報】という、エッセイ付き漫画を同誌に寄せている。こちらは私事的な話題が多く、やはり、ギャンブルネタが目立つ印象(笑)

ただ7月7号では珍しく、時事ネタを取り扱っていた。題して「無差別殺人」。ノホホンな蛭子サンからはあまり聴きたくないフレーズだけれど、氏にも思うところがあったのだろう‥。5月に起きた、川崎での無差別殺傷事件について触れている。

 

実はこれらの事件等々について、筆者もどうしても記しておきたい事柄があったのだが、なかなかキッカケをつかめずにいた。そこでうまい具合に見つけた蛭子サンの、事件に関する文章‥‥。一部を引用して独自の見解を伝えてみたい(第96回より)

 

誰かに殺意が芽生えたらどうしたらいいのか。若い頃、マンガでそういうシーンを何度も描いてきたぼくが言えることは、捕まったときのことを想像してみよう、ということだ。刑務所に入ったら、自分がやりたいことはできなくなる。それは自由を失うことだ。そう考えると、踏みとどまれるのではないだろうか。ぼくの考えは甘いだろうか。

 

 

と、いつになくシリアス。‥まぁテーマからしてそうなるのが当然だろう。

殺意が芽生えるほどの深い憎しみを覚える人が、そんなに多くはいないと思いたいが、いわゆるこの「自制」という部分において、まちがいなく刑務所は一役買っている。刑務所に入って俗にいう「臭い飯」を食わされるくらいなら、多少の我慢はできるというもの。

 

しかし、自由の剥奪や「臭い飯」よりも、もっと恐ろしいことが他にあった。それは学生時代の 卒業アルバム大公開。過去のあんな恥ずかしい“遺物”を公然と晒されてしまう世の中‥。筆者は我慢ならない。

 

写真はもちろん、【将来の夢】さらには【クラスメイトからの印象】まで、幅広く対象とされる。前者は現在(いま)とのギャップを大いに嘲笑され、後者はネガティブな項目ばかりつつかれる‥。これらは文字通り「公開処刑」もいいところだ。

先日も山形の医師殺しの犯人が高校時代に書いた、タイトル【西を見て】なる赤面な文章が、事件によって日の目を見ている。‥今の時代、同窓生はほぼ確実に、卒アルをマスコミを「リーク」するとみていい。

 

マスコミと同窓生の“造反”を恐れるくらいなら、端から下手で馬鹿な事件は起こさないこと。これが何より、私の「自制」となって効いている。

 

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