センテンス・オータム

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【トレード効果&谷口の声】 エースのやきう日誌 《2019年8月1日版》

トレードの期限が終わった。駆け込みで行うような球団は見られず、とりわけトレードが好物なファイターズ辺りはもう一件くらい敢行するかと密かに思っていたけれど。‥そこは後半戦に入って好調なチーム。現有戦力で十分と見たのだろう。それならそれで越したことはない。

 

交流戦明け、まず【宇佐見真吾+吉川光夫⇔鍵谷+藤岡】のファイターズと読売で交わされた大型トレードを皮切りにし、各球団同士で選手の交換が活発に行われた。パ・リーグ視点なら、オリックス楽天が“ピンポイント”で良い補強をしていたと感じる。

 

7月30日の試合では弓削隼人、太田光の「新人バッテリー」に為す術なく、ファイターズ打線は完封されてしまったのだが、打のヒーローは決勝2点本塁打下水流昂(三好匠とトレード)であり、下水流に繋いだのが、こちらも巨人から先日移籍したばかりの和田恋である。さっそく「新戦力効果」が露わとなって表れたカタチ。‥なにやら石井一久GMの“にやけ顔”が絵に浮かんでくるようだ。

 

 

ゆるキャラのすすめ。

 

 

ファイターズの新戦力、宇佐見真吾も早々に出番を与えられている。打撃センスに優れていたのは人づてに聴いていた。球団も彼の高い「攻撃力」に期待を寄せていたようだけれども、捕手としての能力もまずまずなのではないか。キャッチングは正確で悪くなく、試合終盤に投げる、宮西や秋吉といった投手を好リードし、チームを勝利に導く試合も何度か目にしている。「元G戦士」の大田泰示公文克彦は今や主力となり、宇佐美まで‥。読売サンには足を向けて寝られない。

 

 

谷口雄也の肉声

 

7月最後の【報道ステーション】スポーツコーナーでも大々的に報道(熱盛)され、一躍全国区となった男がいる。外野フェンスに“めり込む”【奇跡の一打】を放った石井一成だ......

 

www.sponichi.co.jp

 

まぁ、いちばんは札幌ドームの構造上の問題であり、さらにコミカルな動きを見せていた楽天右翼手、渡邊佳明のインパクトが強いのもあって、打った石井自身が【珍プレー大賞】をもらえるかは、微妙(苦笑)。しかし、石井がこの日ファイターズの勝利に貢献した事実に、変わりはない。

 

一方、試合を決めたのは、代打で出場し、決勝打を放った谷口雄也である。ハーマンの緩い変化球を“ためて”レフト線へ流し打つ、技ありの一打。‥当然、試合後のお立ち台にもあがったわけだが、彼の「肉声」を聴いたのは久々だった。

 

お客さんの少なさ(2万人弱)について触れたり、清宮に代わる代打で球場全体が『大丈夫か?』の空気だったとか‥集中しながらも、周りは見えていたようだ。

おもえば今シーズンは一軍戦で数字を残していたにも拘わらず、ファームにいる時間の方が長かった。キャパの違いがあるとはいえ、平日でも大観衆がつめかけることが多い「鎌スタ」に長くいたからこそ、出た発言ではなかったか。

 

王柏融の故障で巡ってきたチャンス。堂々優勝争いを繰り広げる一軍、8月は多く組まれている道内主催試合で、ますます健在ぶりをアピールしていってほしい。

 

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