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【悲劇「こんなプロ野球チームは嫌だ」実写版】エースのやきう日誌 《2019年9月05日版》

北海道日本ハムファイターズの戦いは4日、千葉ロッテとの試合をもってジ・エンド――

 

 

CS進出の可能性も、数字上ではわずかながら残されている。が、今のチームではCSに出る資格もない。それがロッテ戦でハッキリと判った。

まず言いたいのは、決して「道楽」で野球をやっているわけではないのだろうと。草野球なら構わない。だが、彼らは会社から野球をすることで給料をもらい、観客からも安くはない入場料を取っている。プロとして、今の彼らは本当に、他人様に“見せられる”試合ができているのか。甚だ疑わしい。

 

8回のシーン。エラーによって走者を許し、エラーによってその走者を還された。色んな人の失笑を買うレベルのお粗末さに、私など、ファンを名乗るのも恥ずかしかった。

発端となった横尾俊建の失策もイージーなら、次は、投手の宮西からすれば狙い通りゴロを打たせて併殺‥となるところ、平沼からの何でもない送球を今度はセカンドの渡邉諒が手につかず。スリーアウト・チェンジのはずが一転、まさかの同点劇だ。

 

 

守りのみならず走塁ミスも千葉では目立った。再指導せよ

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さすがに勝てると思った。ファイターズが連敗を止めるには、もう少ない得点を守り切る以外、他に術はないと踏んでいたら、投手は与えられた仕事をこなしているのに、肝心の野手がまともに守れない。‥さらに言うと先制点を奪ったっきり、新人の投手相手に打線はまたしても沈黙。勝てるワケがない。

 

‥それにしても、宮西尚生は気の毒であった。この日が節目となる、今季50試合目の登板。度重なる味方の拙守にマウンド上ではほとんど顔に出さず、冷静に後のピンチを断つ。

それこそ、どこかの選手ではないが、冷蔵庫を殴りつけたいくらいの気持ち、怒りはあったと察する。実際、クーラーボックスを叩いたのはしかし、グラブがはめられていた方の手。‥試合後の談話といい、我々が思っている以上に宮西は大人(大きな人)だった。

 

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9連敗のあと、一週間置いて、また8連敗‥。一か月強の期間で貯金10からの借金9へ。凄まじい敗けっぷりだ。これほどの「転落劇」は訊いたことも、見たこともない。‥いや一度だけ、前半を独走しながら、やはり夏場に急失速した1998年のペナントに若干似ているが、まさか‥あのときの悪夢が令和の時代に、ふたたび繰り返されようとは。

 

昨夜のような試合に勝ちきれないとなると、いつ勝てるのか。後味の悪い敗戦続きで感覚がマヒし、もう永久に勝てないのではないかと“負け犬精神”に汚染され始めている。

 

冒頭話した通り、筆者の視線はすでに来シーズンへ向けられている。4位も6位も一緒。‥なら、いっそ最下位にでもなって、文字通りイチからの出直しを図るのも悪くないだろう。2019年残りのシーズンは、選手育成に充てて結構。むしろ、そうすべき。

オフに補強すべきところはし、ビジョンを持ってチーム強化を施してほしい。エラー連発の極貧打線‥‥観ている者にまで恥ずかしい思いをさす野球は、もうまっぴらだ。

 

 

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