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【「タイトル争い」への悔い&「戦力外」選手について】エースのやきう日誌 《2019年10月03日版》

やっちまった.......

 

 

1エントリごと、こう見えてもけっこうな念入りな推敲を重ねたうえ上げているのだが、前回、肝心なタイトル箇所を見逃していた。タイトルを見て「続き」を読むか読まないか‥‥と言われるほど、ウェブ上に生息する文筆家にとっては基本中の基本であり、またランキング、各種SNSなどにおかれては、タイトルしか表示されない仕様のものが多いのもあって、そういった意味では絶対にミスが許されない部分である。

 

なのに、“おもいっきり”やらかした。一日近く経ってから、私はその過ちに気づいた。記事本文がわりとマジメに論じた内容であっただけに、よけいに気恥ずかしく、もう台無しの気分である。‥そのときのタイトルがコレだ。

 

たたかいい終えて.2019+

 

言わずもがな「い」が一文字多い(訂正済み)。なぜ、こんなケアレスミスを見逃してしまったのだろう‥。あたかも間寛平『かいいの』的な、語感。アホだ。どんなにかっこつけた文章を綴っても、栗山采配を偉そうに論じても、これでは説得力を持たない。今後、いっそう注意しなければ。

しかし、転んでもただでは起きぬが、私の‥物書きとしてのモットー。全国に恥を晒したブロガーは、きょうも懲りずに「やきう」、そしてファイターズを語り尽くす――

 

 

◇残念なタイトル争い

 

ひとつのタイトルは、チームの成績より重い‥‥

いささかかつての首相の口ぶりを真似てみたが、こういうふうにも考えられないだろうか。極端な話、優勝しても名前は残らないけれども、タイトルを獲得をすれば、永遠にその名を歴史に刻める‥。

タイトルを取っても、チーム成績が悪ければ年俸を引き上げてくれないといった球団は以前、数多にみられた。現代は昔ほど顕著なものではなく、個人成績がよければ年俸はきちんと上がるし、チームによっては海外球団行きすら容認してくれる。まして、タイトルまで取れれば選手の“名刺代わり”にもなるのだ。

 

だから、有原航平のタイトル獲得には、もっとこだわってほしかった。正確にいうと、取らせてあげたかった――

 

ファイターズの今季最終戦まで、投手部門三冠最多勝最優秀防御率・最高勝率)の可能性があった。最多勝についてはほぼ確定はしていたものの、最終戦オリックスの山岡泰輔に勝率のタイトルを“かっさらわれ”、防御率も、最終的に規定投球回数に達したオリックス・山本由伸に持っていかれてしまう。

むろん有原自身には、ただ見守るしか術はなく、どうしようもないことではあったけれど、少なくとも山岡と対峙したファイターズ打線いかんによって、勝率のタイトルは有原に「プレゼント」できたのである。それなのに当日の打線といえば、完封負けを逃れるのがやっとの体たらく。

今シーズン、先発陣のなかで孤軍奮闘してきた彼へのご褒美‥ではないが、でも今度は野手陣たちのチカラによって報いてあげてほしかった。‥次いつその機会が訪れるともかぎらない。タイトルは、ひとつでも多く取れるに越したことはないのだから。ちなみに、くだんの投手部門「三冠王」なら、チームでは2015年の大谷翔平以来だった。

 

 

◇第一次戦力外通告《各選手思い出とともに》

 

www.sponichi.co.jp

 

今シーズン復調の兆しを見せていた中村勝(27)にも非情な通告。数少なくなった、梨田政権時代からの戦士。2012年の日本シリーズ「一世一代」の好投が忘れられない。

それにしても“不思議な”投手だった。あの当時、ストレートの球速は常時130キロ強‥。あとは緩いカーブで、同じく巨人打線を手玉にとった岸孝之よりも、どちらかといえば「右投げの星野伸之」といった体(てい)。通算60試合の登板で54試合に先発した、“埼玉のダルビッシュ”。

 

 

FIGHTERS MAGAZINE ファイターズマガジン2013年10月号NO52

 

 

他には田中豊樹、立田将太の2投手。森山恵佑、岸里亮佑の野手2名。森山あたりはつい先日、ファームの試合でも本塁打を放っていたし、パワーは健在だった。投手の田中豊樹は、一軍戦でも一時期「勝利の方程式」を担う寸前のところまでいきながら、昨年4月の8点差を逆転された埼玉西武戦‥。あの悪夢のような試合での、アウト取れず「3連続四球」が最後まで暗い影を落とした印象。

ファームでチーム最多の53試合に登板した立田はフル回転。8月7日の西武戦では初回ツーアウトで危険球退場となった吉田輝星の後を継ぎ、緊急登板ながらきっちりとゲームメイクしていた。岸里はチームトップの14盗塁をマークし、意地は見せた......

 

 

通年だと戦力外通告は2回にわけて行われるが、引退した實松と田中賢、両選手を合わせると、7選手がチームを離れることになり、17日のドラフト会議で指名しそうな人数を鑑みても、これで一段落ついた可能性はある《了》

 

 

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