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今週のキになった記事セレクト【週刊文春・新潮編】2019.10/06

嘘か誠か、昭和時代に起きた「三億円事件」の犯人を名乗る男の半生をつづった本が平成末期に出版され、そこそこ話題になった――

 

 

あの事件‥‥あらためて振り返ると、かなり大胆な手口だ。それでいて人を(肉体的に)傷つけることなく、“逃げ切り”に成功したところに、ある種「ロマン」のようなものをいだいてしまう。後年、何度もドラマ化されたりしているのは、おそらく、それが理由だと思われる。

 

一方【令和版】三億円事件の犯人は、ずいぶんあっけなく御用‥。勤務先の警備会社から3億6000万円を持ち逃げしたという事件。むろん、金を盗られた関係者方はさぞ安堵しただろうが、逮捕時も都内のホテルをノコノコしていた男に、不謹慎ながらも「落胆」をする自分がいた。いったいカレは何がしたかったのか‥‥。

つまり、奪ったはいいけれども“その後”の計画までは立てていなかったのか、と。‥ほとんどカネに手をつけいなかったようで、そこに何某の事情があったのかは、今の時点で判らない。しかし、盗んだカネが巨額だったわりに、この男の及んだ行為が「ドラマ化」されることは未来永劫にないだろう。なぜなら「ミステリ要素」が決定的に欠けている‥‥。本記事ではヒトが織り成した、さまざまな「ミステリー」に着目してみた。実録。

 

 

週刊新潮 2019年 10/10 号 [雑誌]

 

 

◇【SNSで1000万円荒稼ぎ!シノギと化した覇権争い!監禁被害者が語る「高校生の仁義なき戦い」】(新潮)

 

こちらはザックリ言うと、SNSを駆使し、人集めに成功した高校生がサイト上での「広告収入」によって財を成した‥。これをよく思わなかった“競合他者”の、やはり未成年の男たちが高校生を車上に監禁してドル箱アカウントを強奪したという、いわば今風のITな事件。

監禁やら『海に沈めてやる』などという、とても市井の人間とは思えぬ発言にも驚愕だが、自分もITに携わる者として、1000万円もの大金を高校生が稼いでいたことの方に注目してしまった。

人気ユーチューバーならそれも容易いだろうが、彼らが躍起になっていたのは、ブログにせっせと広告を貼り付けるタイプで、いわゆるアフィリエイトの類‥。わりと「古典的」なものといっていいだろう(今はアフィリエイトとも呼ばないのか?)。おもわずオッサンも教えを請いたくなった。‥‥ちなみにココから入ってくる収入はほぼゼロ。私を監禁してもムダ。むしろ、もっと「クイック」してください。お願いだから(笑)

 

 

◇【茨城一家殺傷「夫に怨恨」マスク男を追え】 (文春 ※1)

 

大昔の【世にも奇妙な物語】。深夜に訪れる「マスク女」が自分を殺しに‥‥そんな身の毛がよだつ話があった。似たシチュエーションで、リアルは「マスク男」だったことが判明している。

9月22日に発生した茨城の一家殺傷事件。当記事によれば、現段階で犯人の目星すらついていない状況だとか。2000年に世田谷で起こった事件(未解決)をフラッシュバックさせる、残忍な犯行。だが、あの時とはちがい、今回は「生存者」もいる。次々証言もあがってきている。一刻も早い犯人検挙を。

 

 

◇【橋田激白「えなり君は泉ピン子との渡鬼共演を拒否した」】 (文春)

 

あの見るから平和そうなに小島家に、重大な確執があったとは。つい先日「渡鬼」について述べた際には知る由もなかった.......

 

えなり君、まさかのピン子共演NG! ‥‥少しでも「渡鬼」をご覧になったことがある方には衝撃の事実である。だって役のうえで、ピン子は彼の母親。ところがその彼女が近くにいるだけで“発疹”ができるというのだから、もう生理的にダメなのである。

 

『えなり君に一体何があったのか?』 というのは、ぜひ記事本文の方に目を通していただきたい。「言われてみれば」のオンパレードである。めっきり眞(えなり)の出番が少なくなった理由‥‥ここのところ、やけに五月(泉)が息子の会社に伺う、いささか不自然な演出にガッテン!

 

 一時期着メロにしてた(笑)

youtu.be

 

余談だけど、ナンシー関が生前、橋田壽賀子の【笑っていいとも!】での“傍若無人”ぶりを指摘していた。当人たちは懸命に否定しようとするも、暗に壽賀子のみ本件を認めた格好でコトをややこしくさせている。相変わらずの先生‥。そろそろ渡鬼、やめてもいいとも?

 

《参考》

(※)週刊文春 2019年10/10号

  

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