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【工藤阿須加のルーツ&あるパ・リーグ球団ファンの嘆き?】エースのやきう日誌 《2020年1月06日版》

あのラグビー選手の影響なのか、昨年の暮れ辺りから、やたら『笑わない男』というフレーズを耳にした。4日から2夜連続放送された【教場】での風間公親教官も、いわば“まったく笑わない男”‥。卒業式で、ひとりひとり労いの言葉を贈る、風間役の木村拓哉氏が実にハマっていた。

 

氏とともに注目してみていたのは生徒役で出演していた大島優子‥ではなく、工藤阿須加の方である。好青年役が画になる28歳。彼の芝居をみるのは久々だったが、ここまで順調にキャリアを積んできた模様。

ここへ訪れてくれる人には、今更言うまでもないだろう。現福岡ソフトバンクホークス監督・工藤公康氏の子息。‥彼の話をするとき、私は事あるごとにコレを伝えるのだけれど「愛工大名電」時代のパパにそっくりという‥‥。親子だから似てて当たり前なのだが、痩せていた頃の、18歳当時の公康氏は、もう 阿須加そのものなのである。嘘でない。機会があれば、ぜひその目で確認してみてほしい。

 

◇幻のトレード?

 

奇しくもつい先日、同時期にプロの世界で活躍していた桑田真澄氏の次男でタレントのMatt(25)について触れたばかり。もし生まれ変わって、どちらか選べと言われたら、筆者は迷わず“工藤ルート”の方を選びたいが(笑)、興味深いのは、両パパの「交換トレード説」が、一時期浮上していたこと。

たしか1990年前半の、時を同じくして不振に陥っていた頃。あくまでスポーツ紙に載った程度レベルではあるが、仮に成立していたら、それはそれで面白いことになっていたと思う。

清原和博との「KKコンビ」が(巨人ではなく)西武ライオンズで実現され、工藤はダイエーホークスを経ずに読売入り。こうなれば、のちのホークス監督就任もあったかどうか‥。とりわけ94年生まれのMattというキャラは、この世の中に誕生していなかったかもしれない。‥‥さすがにこれはオーバーだろうか。

 

オヤジよりもニヒル

後篇

(C)amazon

 

 

空前絶後パ・リーグ人気?

 

結果、94年オフにFAで西武を出て行った工藤。それが2010年、16年ぶりに古巣に舞い戻ってくることになろうとは。自らの意志で移籍した選手は絶対に呼び戻さないという勝手な認識が、それまでの西武にはあった。現役時代を共にした渡辺久信(監督→SD)が、おそらく、その風向きを変えたのだろう。一昨年、松井稼頭央が古巣で花道を飾り、そして、今オフの松坂大輔(39)である。

 

彼も14年ぶりの西武復帰。「敵」としてみて戦力的にどうのというのはないが、客席を埋めてくれる、有難い存在であるのに変わりはない。‥この辺は、いかにも「パ・リーグ党」らしい発想であると、自覚はしている。したがって“松坂は”大歓迎。

 

問題は、それ以外。どうしてもこうもパ・リーグ球団に来たがるのか。福田秀平も、鈴木大地も、美馬も涌井も、みーんな同じパ・リーグ間での移籍‥。メジャーから大物外国人がオリックスに入り、セ・リーグからはNPB年間最多本塁打記録を持つバレンティンまで、ソフトバンクに来やがった(苦笑)

 

もう勘弁してほしい。ひいきの北海道日本ハムは、わずかに、巨人をお払い箱になったビヤヌエバを獲得しただけの、お寒い補強状況だというのに‥‥。ずっと待ち望んでいた「パ・リーグ人気」も、時に困ったものである。

 

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