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【ロング・ラブレター ~漂流教室~今昔物語「あの人(生徒)は今」】エースのドラマ日誌 《2020年2月18日版》

2002年に放送された【ロング・ラブレター 漂流教室】も、リピート率が高くて忘れた頃にはDVDを引っ張り出して観ている......

 

 

あいにく原作(漫画)を目にしたことはないのだが、このドラマを愛でる者にとって、今年は特別な年だ。なぜなら、作品の舞台となっているのが2020年の横浜。‥つまり、2002年から見た「未来」の物語なのである。

 

あれから18年経ち、ドラマが"現実”に追いついた。この間、二度目の東京五輪開催が決定し、今年、開かれる。作品の中の日本は荒廃した大地に、人類は滅亡寸前‥。そこに学校ごとタイムスリップしてしまう、高校生と教職員が描かれた。

 

一見ファンタジックだけれど、環境問題も盛り込まれ、それほど現実離れしていたとも思えない内容。今のところ、"無事に”2020年を迎えることができた私たち‥。だが、この作品を観て今一度、「未来」の地球、「未来」に生きる人について考えてみるのも有意義なのではないか、と自分は思う。今回は未来のスターも多かった、本作品の演者にフォーカスしてみたい。

 

 

フジテレビ系ドラマ オリジナルサウンドトラック「ロング・ラブレター」

(C)amazon

 

 

主演は常盤貴子である。たしか、当時のテレビ番組紹介欄にて『彼女は前向きな女性の役柄がよく似合う』そのようにあったと記憶。本当にその通りで【ロング・ラブレター】の三崎結花(ゆか)役も、一貫して明るかった。ちなみ、結花の父親役が故大杉漣で、序盤で描かれるふたりの掛け合いが微笑ましい。

彼女と「二人三脚」で、混乱する生徒を牽引したのが、教師役の窪塚洋介。【池袋ウエストゲートパーク】に代表される、オンリーワンなファンキーさを、彼の魅力と捉える向きもあるが、筆者のなかでは当作品で演じた浅海暁生こそ「アタリ役」。自然な"窪塚らしさ”を、最大限に活かせた作品であったと思う。

 

教職員で他に目立ったのは、モロ師岡中島宏海。後者は、主要キャストの一人となった【愛という名のもとに】で知っていた。【漂流教室】での狂気ぶりは凄まじく、同一人物とは思えないほど‥。「脇役」ながらも記憶に残る、女教師役であった。

 

その中島宏海演じる教師から一方的に想いを寄せられるのが「山P」こと、山下智久。彼は『少しクールな二枚目』といった役柄がよく似合う。【コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命】よろしく、ときおり冷徹な一面を覗かせた大友唯(ただし)役は、山Pにしか出せない味だった。

その点、大友と戦友?、高松翔役の山田孝之。【漂流教室】では比較的"常識人”の方であった彼も後年は、ヲタクになったこともあれば、ドラゴンクエストのコスチュームを喜んで着たり、あげく全裸(パンツ一丁)になったりと、柔軟な対応ぶりを見せた。まさに役者の鏡である。

 

 

昨年、人気俳優と結婚した水川あさみを筆頭に、とりわけ女性キャラクターは「宝の山」で、モデルの鈴木えみ、のちに宝塚でも活躍した赤咲伶奈(現・愛加あゆ)、女優の香里奈なども生徒役で出演している。しかし、超有名になった彼女たち以外にも"キレイどころ”は沢山おり、当時、筆者の大推しは大村彩子。今はCMやドラマの端役で、その形貌を見かけることができる。

 

 

生徒会役員役でしっかり者。嬢のインスタはフォロー済み


トヨタ サポトヨ CM (15秒)2017.12

 

 

他に、安堂千里役の今江千佳(下着姿も披露)、高木美雪役の小泉絵美子防衛大臣!)もかなり美形だったが、最近はどうしているのか判らない。おおむね三十路超えとなった2020年現在‥。出世頭は、やはり、水川と香里奈になるのだろうか。それだけに当作品から順調に飛び出した、香里奈の「急ブレーキ」は惜しまれる。

 

 

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