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【「師弟対決の行方」先生だって人間だもの?】エースの芸能日誌 《2020年3月11日版》

韓国の芸能界事情について記された書物が、一瞬脳裏をよぎった。

 

 

ひとりのタレントを世に送り出すのに、事務所は莫大な予算がかかる。生活の面倒を見、レッスンを受けさせ、少ないながらもきちんと給料を支払う。いわゆる「先行投資」する目的は、当該タレントが晴れて売れるようになり、事務所側に利益を生み出すこと以外に他ならない。そのため長期間にわたる契約を結ぶのが通例であり‥‥そんな態。

 

いささか事情は異なるけれども、先のMattのケースも、それと似たことが言えるのかもしれない。記事によれば、彼に音楽の「いろは」を教えた恩師の女性が提訴も辞さない覚悟であるという――

 

 

bunshun.jp

 

まぁ、言ってみれば「あるある」な展開。今日の(売れた)あなたがあるのは私のおかげ‥。突如として有名人になった次の日から「親戚」を名乗る人物が多数現れる事象はよく訊くが、ちがうのは、その恩師が実際、公私にわたってMattの面倒をみていたこと。

自身のブログで真っ向反論した(※1)彼の気持ちも分からないでもない。たしかに『何を今さら』といったところだろう。ただ恩師の話が事実なら、これもまた真っ当であり、大元は(売れない)Mattに費やしてきた交通費や宿泊費の返還を(売れた)今、要求しているだけ。べらぼうな額を要求をしているわけではないのも、何かリアル。

 

しかしだからといって、相手の要求に、そのまま素直に応じてしまうわけにもいかぬと考えるのがオトナ‥‥ましてプロ野球選手時代から金銭問題でやたら苦労した、真澄氏が父である。

ようやく軌道に乗り始めてきたMattに、初スキャンダル。それこそ裁判沙汰に発展したらイメージダウンは必至。グレーではない「シロ」のマットに戻れるか。

 

 

Matt×鈴木愛理×田中みな実

(C)amazon

 

 

《参考》

(※1)【真実】 | Matt(マット)オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

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