公表では、東京も感染者数の人数が、日に日に減少傾向にはあるようだ。
このまま終息に向かっていけば良いが、今後、数年間は今までのような「平穏」の生活は取り戻せない気がする。それくらいコロナは私たちの心に深いトラウマを刻み込んだ。
それを踏まえ「今年の漢字」というのが、例年12月に発表される‥。まだ半年も経っていないけれど、今年はもう、決まったようなものではないか。
「禍」である。
審査員連中が意地でもコロナ関連に結び付けたくなければ、別の字にするかもしれない。が、現状コレしか考えられなく‥。
そんなコロナ禍に見舞われた2020年、ゴールデンウイーク。ステイホームの最中で気になった紙媒体での記事を、独自にチョイスしてみた――
《4千万部「鬼滅の刃」まもなく連載終了のナゼ》 (※1)
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この漫画、今すっごい人気あるよね。芸能人やスポーツ選手が、SNS上で言及しているシーンも目立つ。【鬼滅の刃】がどうしてここまで支持を得られたのか、そのカラクリについても書かれている。
筆者も大衆と同じように、アニメから入って、数話視聴したのだけれど、ダメだった‥。要は、まったく「ハマらなかった」のである。けっこう頑張って観ていたのだが、ギブアップ。面白さを共有できずに、若干悔しい気もする。しかし、こればかりは各自の感性の問題なのであって仕方ない。
記事で驚いたのは、ベールに包まれた吾峠呼世晴という作者の性別が、女性 であったこと。‥キャラの描かれ方やタッチ等、言われてみれば何となく頷ける。その彼女の、一般人にもよくある内々な事情によって、まもなく連載が終了するだろうとのこと。多いとは言えない(?)人気漫画を失う「少年ジャンプ」もピンチ!
《「志村けんには見せられない」追悼最高視聴率の虐待場面》 (※1)
【天才!志村どうぶつ園】の裏側を暴いた記事。番組ファンの筆者とすれば、あまり目にはしたくなかったが、つい最後まで読んでしまった。記事の内容は主に「虐待」の被害者がチンパンジーのパン君であり‥‥そして意外にも、動物園関係者から、同番組の評価は芳しくなかったという。
前者の、にわかには信じがたい虐待報道。‥むろん、パン君に手をあげたのは園長の志村さんではない。調教に当たったトレーナーだとされている。
もし、これが事実であるとすれば、後年パン君が人を襲った事故と、まったく無関係なようにも思えない。動物(タレント)にしか知り得ない「闇」を、私は当該記事で垣間見た気がする。
現在は動物園で「隔離」状態......
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《「ビートたけし」愛人妻の「保険証詐欺」》 (※2)
記事によれば専属運転手だった男性が、当時たけしの「愛人」だった女性に指示され「自分名義」の保険証を医療機関に呈示していたという。そのとき処方された薬などは、もちろん「殿」のものである。つまり、ある事情により(記事に掲載)自らの保険証を使用できなかったから、代わりに運転手の保険証を使わせてもらったというわけ。しかも数度にわたって。
国保加入は絶対だとはいえ、なかにはやむを得ない事情で入れず‥といった人も少なからずいる。それでも決して受診ができないわけではない。ただ、医療費が10割負担となるだけ‥。先日、筆者が病院に行った際にも別の患者が、やはりワケアリなのか、保険証なしでポーンと大金を納めるのを見て吃驚した。
罪の意識があったかどうかはともかく、危ない橋を渡るという認識がたとえ少しでも愛人にあったなら、はなからそうすれば良かったのである。特段カネに困っていたとかでもないのだろうし。
これを受けて、国保制度の在り方についても警鐘を鳴らし、記事を締めている。
《参考》
(※1)週刊文春 2020年 5/7・14 合併号 [雑誌]