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【コロナ禍「緊急事態宣言」が明けない「鬱々日記」】エースの社会科日誌 《2020年5月17日版》

筆者が住んでいる地域では「緊急事態宣言」がまだ解除されていない。いずれそう遠くないうちに解除されるのだろうが、特段事業者でもない自分が、より気にかけているのは人々のココロの方である。

 

マスクをしていない人に対しては、まず近寄らない。一般社会にも浸透し始めたこの「風潮」も大いに怖いが、ノーマスクの方だって、大いに言い分はあろう。

そもそもマスクがどこにも売っていない。皆が皆マスクを「自作」できるほど器用な人ではないのだし、手に入らないものをどうしろというのか。頼みの?アベノマスク。噂のアレも、筆者の居住区では未だ送られてこず、そういえば「10万円」の話も進展している気配すらない。‥ない!ない!ない! って、シブがき隊の唄か。誠に厭な世の中である。

 

 

あながち冗談でもなく、首都・東京で今いちばん安全なのは「東京拘置所」かと思っていた。完全隔離された環境の中、外部との接触も必要最小限に制限。職員以外、同地の「住人」である彼らは、ウイルスからも守られている。

そのうえ、先述「10万円」の給付対象にもなるという(※1)。一般の方と比べ、比較的簡易な手続きで済み、口座を持っていない人には現金書留で対応する。‥まさに、至れり尽くせりといった塩梅。いちおう身元がハッキリしていて、曲がりなりにも「住所」があるからなのだが、それで割を食うのは「ホームレス」の方々である(筆者注:住民基本台帳に記録されているのが給付の条件)

むしろ一刻もはやく現金を手にしたいのは、路上生活者たちの方だろう。どんな形であれ、彼らにもきちんと「10万円」が行き届けば良いが。

 

 

直近の週刊新潮に『政府による保証なしの自粛要請で、最悪27万人が自殺に追い込まれる』というショッキングな記事。前項にあった「とんかつ屋」店主、焼身自殺の記事も痛ましい。以前目にした、とある書籍によれば、そうした死に方を選ぶ人は『何らかのメッセージ性を持つ者が多い』のだそう。‥たしかに、生前の店主も政府らに言いたいことは山ほどあっただろう。自らが犠牲になってまで、訴えたかったこと。コロナウイルスに罹患して亡くなった方と同等に、店主の死をもっと厳粛に受け止めなければならない。

 

 

同じく週刊新潮から【「金正恩」死亡なら妹「金与正」体制でどうなる拉致問題。少しの前の記事で(※2)、この頃は未だ安否が判っていなかった。世界中がコロナで混沌としている最中、突如湧き出た金正恩「死亡説」。どうやら彼の生存自体は確認できたようだが、依然「重篤説」は燻り続けている――

 

 

北朝鮮の実質ナンバー2 金与正の実像 守護霊インタビュー

画像はイメージ。本文とは関係ない(C)amazon

 

 

金与正(キム・ヨジョン)というのは、言わずもがな金正恩実妹である。近年、カメラの前でもその姿をよく晒している。一見細面の美人で、おとなり大韓民国でも、支持者は多いらしい。

DNAなのか良い生活をしているのか定かではないが「太鼓腹」一族にあって、あのスリムな体型を維持できているのには感心する。どのみち危険に晒されるのなら、ビジュアル的に兄よりは‥‥というのは、さすがに不謹慎か。‥むろん、仮に「トップ」が女性になったからといって安心はできないと、新潮の記事にも書いてある。

 

 

《参考》

(※1)週刊新潮 2020年 5/21 号

(※2)週刊新潮 2020年 5/14 号

 

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