センテンス・オータム

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【もう打ち止めのN?&宇佐見真吾の過去未来】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年7月24日版》

職場にいるG党のオヤジに、私は時おりこんな毒を吐いていた.......

 

 

『どうせなら大城卓三の方をくれよ』

 

打力が最大の魅力とされていた宇佐見真吾のバットが、どうも昨シーズンから湿りがちであったからだ。‥まぁ、昨今の注目のされ方を見ると読売サイドが「大城の方を」出すわけなかったのだが(失笑)

 

その宇佐見が23日のホークス戦、読売在籍時代以来となる移籍後初本塁打を記録。ライトがただ見送るだけしかできない特大アーチで「強打者・宇佐見」の片鱗を見た。

‥それから気になって、彼が巨人でどのようなバッティングをしていたのか、あらためて動画を漁っていたらヒット。宇佐見真吾の「ホームラン集」なるものを発見。かなりマニアックな主だが(笑)、私的にはGood Jobだ。

 

3年前は、今よりだいぶ痩せている。身体にキレもありそうで、振りもシャープ。したがってライナー系の打球が多い。ハムでも、そうした打球がなくはないけれど、上にあがらなかった。

 


【プロ野球】宇佐見真吾ホームラン集

 

 

移籍してからマスクを被る機会も増え、リードに神経をすり減らして打てなくなるというのは、よく聴く。平成になって古田敦也城島健司阿部慎之助の出現によって、その概念が、ものの見事に覆されてしまったわけだけれど、彼らは突然変異(笑)。今も昔も「打てる捕手」は、そう多くはいない。

 

宇佐見の良いモデルとなりそうなのが、野口寿浩か。ヤクルトにいたときから、打撃に定評があるとされていた捕手。彼もハム移籍後は打撃面で苦労するも、試合に出続けるうちに、持ち前の巧打が甦った。3年目には規定打席に到達して、.298という高い打率を記録している。

宇佐見は石川らとの併用で、野口がいた頃のように「常時」の出場は難しいかもしれないが、徐々に、あのシャープで力づよいスイングを取り戻していってくれたら。ファイターズにも久々「打てる捕手」が誕生する可能性も?

 

 

平成最強捕手に筆者は城島を推す

城島健司 解体心書 猛虎の救世主・ジョーの思考と流儀

(C)amazon

 

 

◇先行投資?の楽天戦略

 

読売がらみの話でいえば、先月に引き続いて、ふたたび東北楽天の選手との交換トレードを発表。短期間における同一球団のトレードは異例という。

しかし、先述の野口を阪神坪井智哉と交換した際、1週間も経たずして「+2対2」の交換トレードが阪神とハム、両球団から発表された。これには敵うまい‥‥って、いったい私も何に対抗心を燃やしているのか分からないが(笑)

 

www.dailyshincho.jp

 

 

巨人は良い選手を獲得した思う。変則左腕の高梨雄平は、敵として観て非常に厄介な相手だった。球速もあり、筆者の記憶が正しければ、大谷翔平NPBで最後に対戦した投手が高梨。三振に打ち取られている。‥初見であれば尚、左打者の攻略は容易ではない。

にしても、ウィーラーと高梨を放出し、ほぼ実績皆無の若手投手を獲得するとは。楽天さんもずいぶん思いきったことをしてくれる。

 

 

◇ハムは大丈夫か

 

シーズン途中のトレードはハムの「専売特許」でもあったが、今年はまだ動きがない。西の方角より、候補としてF浪投手の名前が各誌で頻りに挙がっていたけれども、つい先日も一軍戦で好投していたし、おそらく今シーズンの彼は安泰(笑)

 

トレードなんてしないに越したことはないが、ここにきて一抹の不安も。

チームの4番を担う中田翔に、また悪い虫が付き始めた。21~23日のホークス戦では計10打数0安打。最近5試合でもヒット本塁打1本しか打っていない。なにしろ内容が悪く、当該期間中6三振の 4併殺打‥‥。完全に打線の「ストッパー」と化している。これにより、いつの間にか打率も2割3分台までに急落。

 

長いシーズン、そりゃどんな中心打者にだって打てない時期はある。昔ファイターズにいた陽岱鋼なども顕著だったが、中田も、ひとたび打てなくなると、なかなか歯止めがきかなくなってしまう‥。

シーズン終了後に好成績を残せるかは「スランプ」の期間をいかに短くできるかにかかっている。

 

 

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