【オヤジが語る「プロ野球」「テレビドラマ」「＜ソフトバンク」.....】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年9月17日版》

ファイターズは16日の敗戦で自力優勝が消滅――

首位まで8.5ゲーム差の5位。セ・リーグ1位の巨人と2位の阪神が11.5ゲーム差開いているのと比べると、まだ少しは可能性のありそうな数字に見えるけれど、残り50試合弱で、ここからの逆転はやはり、現実的には厳しい‥。先発投手の充実ぶりから今シーズンはもう少し、愉しませてくれるだろうと、勝手に思っていただけに残念だ。

その辺りの積もる話は後で綴るとして、前回記事、中途半端のまま終わらせてしまうのもナンだから【おカネの切れ目が恋のはじまり】の感想と、関連するテレビの話題について少々‥。

いわゆる「ラブコメ」の括りに入る作品なのだろうが、三浦春馬が出ていなければ平時、ぜったい目にしていなかった作品（苦笑）。正直つまらない。内容は。

‥私、知り合ってまもないオンナまたはオトコの家に棲みつく展開を見せるドラマが大・大嫌いなのだ。【グランメゾン東京】といい、相手がイケている異性だったら、そういうことも時にはあり得るのか？ ‥いや、ないだろう！ そんなの平成（バブル）期のトレンディードラマだけが許された特権。

どのようにしてドラマを終焉させるのか気になるので、今後（あと3話）も頑張って視ていきたいとは思っているが。

それと、これまた急だった芦名星氏死去の報。当初、名前を訊いてもピンと来なかった。ドラマ【相棒】で週刊誌記者の役を演じていた女性と知ったのは、少し時間が経ってからだ。

【相棒】では冠城演じる反町隆史と関わるシーンが多く、決して良好とも言えない間柄だったけれど、もしかしたら両者は最終的に「くっつく」かもしれないと‥。鈴木杏樹降板後、ただでさえヤローのレギュラー出演者が多い同ドラマにあって彼女は、男性視聴者たちの視線を釘付けにしていたのだが‥。いち視聴者として、私も無念である。

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話変わって13日放送分のフジ系【ザ・ノンフィクション】。放送後のネット記事が笑えた。FXで大儲けした男を追った回。初期投資した2万が700万円超に化けたとか‥‥。まるでゲームでもしているかのごとく『金儲けってカンタンすぐる！』 そう言わんばかりの男の振る舞いと、編集の仕方にネット界では非難轟々（笑）

帰れる実家があるにも拘らず、安易に「ホームレス」を名乗っていた点といい、確かにあまりいけ好かんかった。当番組のファンは、サンデー毎日で連載中の森健氏のコラム【季節の人たち】に、ぜひ目を通していただきたい。こっちの方がよっぽどリアリティがあって勉強になるから。

asagei.biz

‥さぁここいらでプロ野球、話題をファイターズに戻そう。まず、このネット記事について。

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なになに、打率10傑にファイターズの選手が4人名を連ね、主砲の中田翔が現在「二冠王」‥‥。それで「ビッグ5」とは、ずいぶん発想が安直である。‥いや、この記者のように傍から見ていたら今のファイターズ打線はそう映るのかもしれないけれど、実像はチトちがう。強力打線でも何でもないのだ。

なにせ、打線がほとんど繋がらないのである。16日の福岡ソフトバンク戦などがその典型。5回まで毎回先頭打者を出塁させながら、得点に結びつけたのは、わずか1イニングだけ。犠打できちんと走者を進め、敵野手の失策で得たランナーでさえも、ファイターズは活かすことができなかった。

こうした拙攻を繰り返すうちに、いつしか逆転され‥‥といった試合を今シーズン、我々は幾度観てきただろうか。相手のエラーにつけこみ、ワンチャンスで逆転まで持っていった首位・ソフトバンク打線とは、あまりに対照的であった。

3割バッターが4人いても、総得点はリーグ4位（16日現在）。これが「繋がらない打線」であるのを如実に物語っている。‥ひとつ「愚痴」を言わせてもらえれば、首脳陣は打線をいじりすぎ。大田1番、西川3番、近藤5番で上手く回っていたものを、なぜ変えてしまったのだろうか。

たしかにタイプ的に脚の速い西川が1番、率の高い近藤が3番にいたほうが「収まり」がいいのは解かる。が、それでせっかく打線が上手く機能しはじめたのに、すぐ元に戻してしまったのは、いささかガッカリした。

自力優勝の芽はもうなくなったけれど、工藤公康監督も恐れるこの【ビッグ5】とやらを前面に押し出して、なんとか「混パ」を演出してほしいところ。