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【「プロ野球ファン失格?」に物申すオヤジ】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年9月21日版》

斎藤洋介氏が死去.........

 

 

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驚いたね。近年、たしかにあまり具合がよさそうな感じには見えなかったけれど、まだ69歳‥。氏のことを語り出せば一晩飲み明かせそう。というのも筆者が一時期、連続ドラマを見まくっていた頃、脇役で出演していたのをちょくちょく拝見していたから。

 

とりわけ人間・失格 ~たとえばぼくが死んだら】という作品が、私は好きで好きで‥。半生でいちばん好きなドラマかもしれない。これほど人間の「暗部」を映し出した作品は平成以降、他にないのではないか。ちなみに、放送がスタートしてから同名の小説を書いたことのある太宰治の遺族から「物言い」が入り、少しタイトルをいじった、いわくつきの作品(「・」があるのはこのため)

 

壮絶なイジメ描写があるため、テレビでの放送は今の時代では絶対に無理。DVDかどこかの動画サービスで視るしかないが、息子を殺され「復讐の鬼」と化した父親を演じる赤井英和の狂気の演技‥。中盤以降、本作品で最大の見せ場となっている。

そこで真っ先に「赤井の餌食」となるのが、体育教師役の斎藤さんだ。彼には体罰のウワサがあった。その決定的な証拠を突き付けられて‥‥。

ドラマがだんだんと盛り上がりを見せていく頃、すでに斎藤さんの出番はなくなっていた(笑)。しかし、この作品を語るうえで「宮崎先生=斎藤洋介」の名は外せなくなるほど、異様な存在感を放っていたのは紛れもない事実。脇役なのに、視聴者の心にいつまでもとどまり続けた、迫真の怪演‥‥。個人の冥福を祈りたい。

 

 

諸般の事情で現在は見られない役者も数名いる

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プロ野球野球選手・失格?

 

前週、北海道日本ハムは現在上位にいる2チームを迎えたホーム6連戦。今シーズンは2位までに出場の権利が与えられるCS進出を飽くまで狙うなら、少なくとも5勝1敗でいきたかったのだが、この正念場も3勝3敗‥。道は、ますます遠のいてしまった。

 

しかしながら「ひどい」ゲームだった。

20日千葉ロッテ戦は、最終盤にきての逆転負け。道中複数のエラーあり、拙攻あり、監督のリクエスト見逃し(し忘れ?)あり‥‥。今シーズンのファイターズを悪い意味で「象徴」していたかのような試合。

サヨナラをチャンスを迎えた9回、10回も得点圏まで走者を進めながら結局無得点。澤村拓一にも前回対戦の「リベンジ」を果たせず、ストレスだけが溜まった。どのみち敗けるのなら、ヘンに期待を抱かせないでほしい。精神に毒。ファイターズのよくないクセだ。

 

まぁそれよりも何よりも、まず野手陣の守備の方だろう。イージーな遊ゴロを弾いて投手の足を引っ張った石井一成‥。9回2死からの、記録は清水優心の「暴投」になったが、あれは明らかに清宮幸太郎の捕球エラー‥。ミス・ミス・ミスのオンパレード。今シーズンずっと! 本当にそれでもプロか。心底いい加減にしてほしい。

 

 

こうした「まがい」なことをSNSなどで発信していると、よく『だったらお前は観るな』『それでもファンか引っ込め』のような意見を頂戴する、または見かける。‥‥でも、それはちょっと違うんじゃないか? 的外れもいいところだ。

ファンだから最後まで観るし、ファンだから不甲斐ないプレイに怒ったりもする。あんなプロらしからぬ試合を見せられて「平常心」でいろというのが土台無理なハナシ。本気でチームを愛しているなら。むしろあれらのプレイを観て怒りもせず、温かい目で見守っている輩の方が、私から言わせればおかしい。真っ当なプロ野球ファンであれば、「一緒に」戦っていれば、絶対的に勝ち試合を観たいはずなのだから。

 

『負けたけど今日は良い試合だった』で満足してしまう人は、つまり誠のファンではないのだ。‥死ぬほど悔しかった。

 

 

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