センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

静岡ハッピー劇場

今日から4月。新生活を迎えられた人も多いだろう。4月だからといって、筆者は何ら変わりはない。「現状維持」でいきたい。今後ともこのブログをよろしく。

 

プロ野球は3カード目。私が応援している日ハムは静岡草薙球場で、昨年王者のソフトバンクと対戦。劇的なサヨナラ勝利を飾った。

 

 

草薙球場。たしか西武主催のゲームを、同地でやった古い記憶があったが、パ・リーグの公式戦が行われるのは、まさにあの日以来のことであったか!

‥記憶が正しければ、滅多にホームランを打たない広瀬哲朗。静岡出身の彼が、ちょうど今夜の中田翔と同じように、ライトスタンドへ流し打った。

あらためて、過去のデータを振り返ってみたら、1994年。ハムは静岡での西武戦に連敗していた。グロス・西崎、「二本柱」を立てての連敗は、当時の大沢監督も、さぞかし頭が痛かったことだろう。22年のときを経て、雪辱を晴らせた。

 

 

広瀬氏と同じ、静岡出身・増井浩俊もこの日「凱旋登板」と相成ったが、今期初勝利を狙う大谷翔平の白星を消し去る、痛恨のワイルドピッチ。なかなか制球が定まらずに苦しい投球だった。プレミア12のときといい、イニング途中から登板する増井は、どうもあかん。

‥もともと精神的なモロさを指摘されていた時代もあったけれど、やはり、彼は回の頭から投げさせた方がいいのかもしれない。もっともチームの「守護神」たる者、そんな甘っちょろいことを云っていられるはずもないが。

 

増井が同点にされて、6回1失点。QS達成の大谷は気の毒だったけれども、おかげで高梨裕稔が3年目でプロ初勝利をゲット。ファームではエース格で、鎌ヶ谷の「奪三振マシン」という情報は得ていたが、彼の“肉声”を耳にしたのは、私自身初めてだ。

 

受け応えの仕方もハキハキしていて気持ちよく、芯が強い、気風の良い男‥‥そういった印象抱いた。今後、先発・抑えどちらで起用されるのか判らない。が、今のポジション、すなわちセットアッパーとしても面白そう。強心臓(と見た)の高梨なら、十分「火消し役」も務まるのではないか。期待大だ。

 

陽岱鋼『サンキューで~す』を聴いたのは、いつ以来だろう。だいぶ久々な気がする。11年目で、初のサヨナラ打。‥そうか、いつの間に陽ももう11年居たんだな。すっかり中堅の域だ。

そのわりには、あまり上達していない日本語‥。来日し、数年でベラベラになるモンゴル人系力士は、本当にすごいと思う。高校時代から含めると15年近くも日本に滞在して、若干まだカタコトも岱鋼も、ある意味では希少な存在だが、台湾の英雄・郭源治のイントネーションに酷似していた事実!最近、これに気づいた。さすが、同郷である...

 

 


落合博満 落合節炸裂 1988優勝インタビュー

 

 

ケガと不振に泣いた昨シーズン。2016年は陽にとっても、ぜひ『ハッピー』なイヤーにしてほしい。