センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

ファイターズ、最強?!

◆球団記録更新の年間84勝

 

 

ほら、俺が言った通りだろう?今年、2016年の布陣は「最強」なんだって。

 

優勝できる‥かどうか、こればかりは巡り合わせや多少、運にも左右されるから判らない。現実に全球団に勝ち越した東映時代の過去2シーズンは、ともに優勝を逃している。

運が悪いことに時を同じくして南海ホークスも、隆盛を極めていたのだ。記憶に新しいところでいえば仰木彬という名将が率い、豊富な戦力がありながらも、王者・西武の前に屈していた90年代前半の近鉄を「最強時代」と云うバファローズファンも、わりと多い。

しかし、まずは球団新の84もの白星を積み上げたことで、ファイターズ最強説は、これでたしかに実証されたと思う。

 

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

終盤戦にきて、故障者が続出し、とりわけストッパー不在という弱点を露呈してしまったが、それまでは投打にわたって隙がなかった。‥重複するから具体的な選手名を挙げるのは割愛するけれども、ひとつ付け加えさせてもらうならば、前半戦、有原航平の躍進は、まちがいなく大きかった。

二刀流で不規則な起用をしいられる大谷翔平以外に、確固たる「投の柱」ができたこと。後半戦こそ負けが込んでしまったが、彼の活躍なくして、ここまでの浮上はなかったであろう。

 

 

◆観客動員が200万人を突破

 

全スタッフの悲願がついに実った。巨人・阪神・中日らといった伝統あるセ・リーグの人気球団と、福岡ソフトバンクしか、過去成しえていない。いわば日ハムも名実ともに、人気球団の仲間入りを果たしたといっていいだろう。

 

これまで近いところまではいくけれど、行きそうで、なかなか到達できなかった2,000,000の数字‥。2005年以降、観客数が実数でカウントされるようになったことで、正直、私はファイターズ球団が200万の大台に乗せるのは、かなり難しくなったのではないかと見ていた。

が、今シーズンはソフトバンクとデッドヒートを演じたことで、ペナント終盤もその数を伸ばし続けた。もちろん、大谷の「規格外」の活躍みたさに、観客の足が球場に向いたのもあるだろう。“環境”が抜群に整っていた。観客動員数更新は、むしろ必然の結果といっていいかも知れない。

 

‥厳密にいえば東京本拠地に数度、200万人を越したシーズンはあったが、ほとんど“水増し”であり、当時はまた、それが平気でまかり通っていた。したがって球団創設後、「200万」をクリアした、実質、はじめてのシーズンとなる。

 

今季は後押しを手伝ったファンも、最高かつ最強だった。