センテンス・オータム

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【日本シリーズ開幕直前】 ジョンソンvs打者・大谷翔平

大谷翔平クリス・ジョンソンで、シリーズ開幕....

 

 

あまりこのジョンソンという投手のことは解らないのだが、早々に複数年契約を勝ち取った、そんなニュースは何かで見た憶えがある。

6月8日の交流戦でファイターズはジョンソンと対戦。‥不思議と印象に残っていないのだけれど、ファイターズはこの試合に勝利して、カープ戦、今季唯一の白星をあげていた。この時点でジョンソンは都合6勝5敗だった。

したがって、当時は私の中でもそれほど「好投手」といった認識がなかったのであろう。だが、最終的には15勝もあげていた。ファイターズとの対戦以後、9勝2敗でフィニッシュした計算になるのだから、中盤戦以降の彼の充実ぶりがうかがえる。

 

ジョンソンの投球内容はハッキリと記憶していないが、あのシーンだけは鮮明だ。

 

大谷翔平へのデッドボール

 

‥それもそのはず。今シーズン、400近く打席に立った大谷が唯一、喰らった「死球」であるのだから。

背中への、投球だった。身体へのダメージはさほどなかったはずだが、3シーズンぶり、久々に当てられた“後遺症”によるためか、その後、幾分打撃の調子を崩している。日本シリーズでいきなりぶつかるジョンソンに対し、あのときの「残像」が残っていないか心配だ。

 

 

BBM2015 広島東洋カープ CONTENDERS No.CTD4 ジョンソン

 

 

左対左という点については、まったく不安はない。2016年最多勝であり、チーム全体が攻略に手を焼いていた和田毅から2アーチ。特に終盤は、ソフトバンク・嘉弥真、楽天・辛島、オリックス・山田、西武・武隈と立て続けに本塁打し、むしろ左腕投手からよく打っていた。個人的にも、今季最終となる22本目。楽天の金刃から放った、内角の厳しい球を腕をうまくたたんでバックスクリーン横に運んだアーチは、いちばんのお気に入りである。

 

初戦は、投げる方にできるだけ負担をかけさせないため、下位打順を任せるのが濃厚だろうか。打つ方でも主力となり得る投手・大谷翔平。今年数々の記録を打ち立てた男が、日本シリーズでもあらたな伝説をつくる。